高血圧だといわれて降圧剤をのみ続けてきたのに、ある日突然、「今日から基準値の範囲内です」と言われた..........≪続きを読む≫
武田邦彦先生の高血圧の話を聞いたことがあります。
極論を言えば、
血圧は高いほどいい。
万能薬とも言うべき血液を
どんどん体のすみずみに届けてくれるから。
ただ、血圧に血管の強度が負けて破れる心配がある。
そういう話でした。
逆に、血圧が低いと、
体に必要な栄養がうまく行き渡らない。
そうなると、
いろいろな健康を害する症状が予測される。
こないだ、
お父さんに食べ物を与えられずに餓死した
男の子のニュースがありました。
栄養が不足すると、まず、
脳が働かなくなり、
ぼーっとし始めるそうです。
そういうエネルギー不足が、
脳以外にも
体のあちこちで起こることになる。
血液が行き渡らないということは、
白血球がばい菌を駆除する
働きも行き渡らないということですから、
感染症とか、
いろいろありそうです。
ただし、
血圧が低いということは、
血管の強度を心配する必要はなくなる
ので、
ある日とつぜん、
血管が破れて亡くなる、
という心配はしなくていい。
だけど、
あまり健康でもなければ、
ぼーっとして頭も回らない
かもしれない。
そっちを選ぶか、
活発で活動的で、
頭もシャキッと回転するけれども、
ある日突然、コロッと亡くなるかもしれない。
こっちを選ぶか、
ま、
そう極端でなくても、
生きてんのか死んでんのかわからないでも
長いこと存在するか、
赫奕(かくやく)とした太陽のような人生を
人々の記憶にくっきりと残るように太く短く生きるか、
あ、
また極端になってしまった。
そこそこに活動して、
って、
そこそこなんて思ってるヤツが
まともな業績を残せるわけがないからな。
ボリス・ヴィアンなんか、
体は弱かったわけだが、
作品を読んだら、
脳には十分血がめぐっていた
だろうと思うね。
たしか心臓が悪かったのだと思うが、
そういう部分が影を落としたところは
感じられるものの、
マジョールのような
高血圧型のキャラクターが魅力的だ。
三島由紀夫さんなんかも、
近代能楽集とか、
日本文学小史とか、
ものすごいハイテンションです。
ビートルズのサージェントペッパーもね。
もちろん、
歴史の表舞台にあらわれない、
一般の人々の地道な暮らしにこそ、
人類の価値がある、
という意見は正しいと思います。
司馬遼太郎的な視点では
ダメだと、もうみんなわかってきました。
ですが、
人間は歴史性ある生き物ですから、
人類の歩みを一歩進める、
という気概で青春を駆け抜けなければ、
生まれてきた価値がない。
結果じゃないです。
私は、
47歳をすぎましたけど、
まだまだそういう青春を
疾走している最中であります。
これと言った成果はまだないですが、
まだまだ、あと50年走れます。
あ、血管が破れなければ、ですけど。(・_・;)
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