鼻血の件、ふたたび | 伊藤 禎高

伊藤 禎高

たまに書きます


以前の美味しんぼの鼻血の件の動画に、
ご意見をいただきまして、

その内容は、

1.チェルノブイリはプルトニウムが外へ出たが
  福島では中にとどまっており、その分安全だ。
2.国連が福島の放射線による健康被害はないと断言した。
3.本当に心配ならあなた(上浦)が統計をとって論証しなさい。

というものでした。

もともと私が何をしゃべったかと言いますと、
あまりにも放射能に不用心じゃないですか、
チェルノブイリのその後を取材したテレビなんかを見ると、
当時幼かった子の産んだ子供に、
影響が出ていますよ。
用心して何もなかったら
それで良いじゃないですか、
用心せずに被害に会ったら
後悔しきれないでしょう。

といったものです。

私が思うのは、
1.プルトニウムが炉の中にとどまっているかどうかは
  そのとおりかもしれないが、
  放射性物質が出てることに違いはない。

2.国連は、どういう情報に基づいて安全と言っているのか。
  
3.調査は自治体・政府がやるのが原則です。
  
というわけで、

一応その方にはご返事を送っておいたのですけど、
たぶん、スルーされてるでしょう。


100ミリシーベルトまで安全、
というのも当時、テレビでさんざん見ました。
でも、この、日経ニュースにあるように、

もっと低い被ばく線量でも、
白血病になるリスクは高まるそうです。

用心するにこしたことはないのに、

正面からの議論に不利だと
こういうゲリラ戦をして行かれるのですけど、

感情的だったり、
私は元原発作業員だ、と言ったり、
私は福島出身だ、と言ったり、
だからナニ?
まるで論議の上では補足にもならないことを
伝家の宝刀のように持ち出してくる。

武田邦彦先生のブログが面白いので、
ぜひ参考にして下さい。

汚染された被害者の側は、
鼻血が出た、とか、気分が悪い、とか、
どんどん言っていいんです。

新聞やメディアはそれをとりあげていいんです。

それに対して、
オレは鼻血が出ていない、
私の周りに鼻血を出した人はいない、
というのは論外で、

10万人に6.6人とかいう確率論の話に、
あなたが鼻血を出していないなどというのは
まったく反証にならない。

交通事故死者も似た確率だが、
あなたが交通事故で死んでいないから、
交通事故死なんてものはない、
と言えますか?

確率論とはそういうものです。

被害者が声をあげ、
メディアがとりあげ、
政府・自治体が調査する、

これは過去ずっと行われてきたルールです。

イタイイタイ病と水質汚染の関係性を、
じゃああんたが調査すれば?
なんていうのは、暴論です。
きちんと税金を払っているのですから、
納税者を守るのは自治体の義務です。

そういうことを、
武田先生は述べていらっしゃる。

他にもね、
福島へ入っていく作業員が、
防御服ってのを着ますね、
あれ、
事故当初は、放射線防護服、
と言われていたのに、テレビでもそう言っていたのに、

専門家が、
あんなペラペラな服で放射線からは守れません、
と失言したのが原因で、

実は、汚染水とか、放射能を帯びた塵(ちり)から、
防御する服であって、
放射線から防御するものではありません、

ということになって、
放射線、を取って、防御服、と言うようになったのです。

そりゃそうですよね、
放射線から守りたきゃあ鉛の服にするか、
水だったら1メートルくらい必要なんでしたっけ?

そんなの着られません((+_+))

でも、ひそかに放射線という言葉は取り除かれたものの、
防御服、といっているので、
あれ着てれば原発に入って行っても安全、
ていう気はしてしまいますよね。

最後に、首都圏は汚染されている、
というドイツのYouTubeをご紹介しておきます。



あなたや、家族に、
なにも起こらなければ
それにこしたことはありません。

ずいぶん神経質にやったけど、
取り越し苦労だったねえ、
なんて言う日が来れば良いなと思います。

が、逆に、
ああ、あのときもう少し用心していれば、
なんていうことにならないよう、祈っています。