勉強、部活、恋愛……高校生に戻れるなら何がしたい?「JKと付き合う」「ギャルメイク」
かけがえのない思い出がぎゅっと詰まった、青春真っ只中の高校時代。大人でもなく子どもでもない特別な期間..........≪続きを読む≫
絶対もどれないから考えるだけムダ、
とか、
過去ばかり振り返ると進展がのぞめない、
とか、
そういう結論になりがちですけど、
今の自分を、
もともとどうしたかったんだっけ、
って軌道修正の為に
立ち止まって遠く遠くを振り返る、
というようなことは、たまにやるといい。
とくに転換期になりやすい高校生
の時分に、どうしたかったか、
それを捉え返すことは、
決して時間のムダではないと思う。
私の場合は、
高校入学の時には、
早く新しい彼女を作ろう
と思ってました。
が、これと言って好きな子もできず、
結局中学の同級生と付き合ったり、
煮え切らない思いでいるうちに、
勉強もどんどん進むし、
部活もいそがしいし、
あー、もう、別れる!
とか、わかれてはみたものの、
やっぱり彼女欲しい、って、
また、別の子と付き合い始めて、
うわー、これで部活やってたら勉強できねえ、
って、今度は部活をやめてみて、
ま、
それでも、
やっぱ勉強はしないんですけど、
その結果、東大組から脱落して、
早稲田を目指すんですけど、
なにしろ勉強してませんから、
受けたら落ちまして、
滑り止めに入学することになる。
先生からは浪人を勧められました。
でも、とにかく早く勉強から解放されたくて、
不本意な大学に通うってのも
デカダンでいいじゃないか、と思って、
通ったんですが、
どうにも好きになれない。
大学も好きになれないけど、
自分も好きになれない。
友達もできたけど、
正直、
ホントのオレの居場所はここじゃない
みたいな主張を前面に出してるわけだから、
失礼と言うか、
不快なヤツですよ。
しばらくは、
高校の時の自分がどんなにすごかったか
自慢していばってただけでした。
旺文社の全国模試で2位になった成績表を
いつも持ち歩いていて、
ま、日本の中に、
オレの上が一人だけいるんだけどな、
なんて言って自慢していた。
で、大学の勉強はほとんどせず、
楽して証券会社に入って、
バブル崩壊の大暴落でやられて、
転職もしましたけど、
所詮何もないじぶんですから、
下の者、
後から来た者に
どんどん抜かされて、
人生負けっぱなし路線です。
じゃ、高校生にもどったらどうする。
実は私は高校生の時は
小説書きだったんです。
朝から晩まで小説を書いていまして、
テストの答案を書いたあとの空き時間とかに
がんがん書いてたんです。
自分なりの美意識があって、
次々と表現が出てくる。
物語が出てくる。
こんだけ長いのを書いたけど
短いのも書けるところを見せよう
とか、
まじめすぎないポップなヤツも行っとこう、
とか、
縦横無尽でした。
大学に落ちて唖然としてしまって、
自分のダメさ加減をテッテーして
責めてやりたい、
落ちるところまで落ちてやりたい、
でも、
落ち切れない。
落ちるのはいやだ。
テキトーなところで
ひっかかって止まって、
みっともない状態のまま、
いままで生き延びてしまったんだった。
小説を書こう。
もう30年近くやってないけど、
もともとの原点はそこだったじゃないか。
と、
思わないでもない。
何の職も希望しなかったのは、
小説家になるのが
当たり前だと信じていたからだ。
三島由紀夫さんみたいに
テレビに出たり
映画に出たり
歌を歌ったり、
写真集を出したり、
武道をやったり、
なんでもかんでも思いのまま、
っていう生活が待ってるかと思っていた。
じっさい、
私の当時の美意識はかなり厳しく、
真剣に考えてるときは
私の目を見て逃げ出す人がいたくらいだ。
当然、
今はそんなことはなくて、
ただの出世できないサラリーマン
なだけです。
けど、
ま、
もしも、
っていう話ですよ、
もしも、
だったら、
あの頃の妥協を知らない
美意識を、発現してみせたい、
と思います。