技術を落としたくない方…
ボクシングにおける、技術向上のトレーニングと言えばやはりスパーリングやマスボクシングをはじめとする、人間を相手にした実戦練習でしょう…
しかし、ジムワークが出来ず練習相手もいない今、自宅や公園で出来るトレーニングで技術向上を目指すならズバリ…
シャドーボクシングです…
皆さん、シャドーボクシングの効果を甘く見ていませんか…?
ほとんどの方にとって、シャドーボクシングはメインのトレーニング前の単なるウォーミングアップ的な位置付けで、やはりバッグ打ちやミット打ちにより時間を割いている方が多く見受けられます…
しかししかし、シャドーボクシングを甘く見てはいけません…
私はこれまで、国内外の多くのトップ選手たちのトレーニングを間近で見る機会がありましたが、彼らに共通しているのは、
「シャドーボクシングに時間をかける」
ということです…
皆さんが普段ジムで行っているシャドーボクシングは、鏡の前で行う場合とリングに上がって行う場合、
今回はその後者で考えていきましょう…
リングに上がってシャドーボクシングを行う場合、相手の姿をイメージします…
シャドーボクシングの「シャドー」は、ここからきているんですね…
私はよく、ジムでシャドーをしている皆さんに問いかけます…
「あなたが闘っている相手は右構えですか?それともサウスポーですか?」
相手が右か左かで、自分の手の置く位置は自ずと変わってきます…
その変化が見てとれる方は、しっかりと相手の姿をイメージ出来ているということですね…
自分が攻撃するだけでなく、自分の打ち終わりに相手も打ってくる…
それがイメージ出来れば打った後の動きまでセットで考えることが出来るようになります…
そして、常にこのことを意識してシャドーを行っている方は、実戦でもイメージ通りに体が動くようになります…
皆さん…
この機会に是非、しっかりとシャドーを行うクセをつけ、ジムが再開した後もバッグ打ちやミット打ちにばかりとらわれず、しっかりとシャドーボクシングを行って下さい…
そうすれば、皆さんが上手くなるのもすぐですよ…
また再び、皆さんと一緒にボクシングが出来る日を心から、楽しみにしています…
大阪難波より、
PBボクシングクラブの挑戦は続く…