「暑さのせいだからしょうがない」
とあきらめていた夏バテ。
実はその不調、
「ミネラル不足」が原因です!!
食事で上手にミネラルをとって、
元氣に夏を乗り切りましょう。
ミネラルは体の機能が正常に働くよう調節する役割を担っている。
不足するとさまざまな不調の原因になります。
なかでも、夏バテの症状と密接にかかわっているのが鉄です。
鉄は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料。
全身の細胞に酸素を届ける働きを助け、不足すると貧血になります。
頭痛や冷え症、疲労感の原因にもなります。
ほかにも、
エネルギーを作り出す際に必要なマグネシウムやカリウム、
体内の酵素の働きをサポートする亜鉛、
温度差などで乱れがちな自律神経を整えるカルシウムも、
この時季は不足しないよう気をつけたいミネラルです。
熱中症予防にはナトリウム(塩分)とカリウムをバランスよくとることも大切です。
主要なミネラルをチェック
●鉄分血液を構成する成分。肉、魚介、海藻、豆、青菜に多く含まれる。
ビタミンCやタンパク質と一緒にとると吸収率アップ。
動物性食品に含まれるヘム鉄のほうが、植物性食品の非ヘム鉄より吸収率が高い。●亜鉛タンパク質の代謝を促して粘膜、皮膚、髪の健康を保つのを助ける。
免疫細胞の活性化、ホルモンの合成や分泌にも関与し、不足すると味覚障害の原因に。
肉、貝、海藻、ナッツなどに多く含まれる。●カリウム過剰に摂取した塩分(ナトリウム)の排出に関与。
腸壁を刺激して便秘解消にもつながる。
体内の水分に関して重要な働きをする。
不足すると脱力感や食欲不振の原因に。
海藻、野菜、果物に多く含まれる。●カルシウム骨や歯を形成する材料となるほか、筋肉を収縮させるなどの神経伝達の働きも。
小魚や乳製品、大豆製品、青菜に多く含まれる。
吸収されにくいので、吸収を促すビタミンDと一緒にとると効果的。●マグネシウム体内で起きる代謝を助ける働きを持ち、カルシウムとともに骨を形成する。
脳の情報伝達や筋肉の収縮、血圧の調整にも関与。不足すると骨粗しょう症などのリスクも。
海藻、ナッツに多く含まれる。●ナトリウム体内の水分を保つ働きを持つ。
不足すると脱水症状を起こして熱中症の原因に。過剰摂取は高血圧につながるため日常生活では控えたいが、夏など大量に汗をかいた際は水分と一緒に意識して摂取を。
夏は汗をかく量が増え、汗とともに体内のミネラルが失われがちです。
十分な摂取を心がけたいですが、
食べ物からバランスよく摂取するのは、難しいかもしれませんので、サプリメントから摂るのが良いでしょう。
また、同じミネラルでも、鉱物性のミネラルは、バランスよく摂取しないと危険です。
吸収率が高く、多種類を無理なく摂りやすく、さらに体内で効率良く働きやすい、植物性のフルボ酸ミネラルがお勧めです。
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