朝起きられない子ども!病気かも!?

○立ちくらみや目まい
○立っていると気持ちが悪くなる
○走ったり上ったりすると動機や息切れ
○なかなか起きれない。
○午前中は、調子が出ない。
○風呂に入っているとき気持ち悪くなる。
○嫌なことを見聞きすると気持ち悪くなる。
○おなか、へその周りが痛くなる。
○顔色が悪く、青白い。
○食欲が出ない。
○だるくて疲れやすい。
○頭が痛くなる。
○乗り物に酔いやすい。

3つ以上あれば起立性調節障害(OD)の可能性??

子どもが、朝なかなか起きられなかったり、
朝ご飯を食べられなかったりして、学校に行けない。
でも、午後には元気になって、夜遅くまで起きている。
そんな様子を「怠けている」「夜更かししているからだ」
と決めつけるのはちょっと待ってください。
もしかしたら自律神経の乱れによる病気かもしれません。

小学校高学年から高校生にみられる起立性調節障害

この病気は、自律神経のバランスが崩れることが原因です。
人は立つと、重力で血液が下半身にたまり、血圧が下がります。
健康な人なら、自律神経が働き血管が収縮することで血圧を保っています。
しかし、自律神経が乱れていると、
血圧の調節がうまくできずに血圧が低下、脳や全身への血流が弱くなります。
その結果、立ちくらみや胸がどきどきするといった症状が出ます。

感受性の強い思春期の子どもはストレスに敏感になりがちです。
学校でのいじめ、家庭の問題、受験、進学のほか、
最近は部活動の顧問とのあつれき、友人関係なども影響することがあるそうです。

その結果、ホメオスタシスが機能しなくなります。 

ODの子どもには、立ちくらみやめまいのほか、立っていると気分が悪くなり、
ひどいときには倒れてしまうこともあります。
顔色がさえず、食欲もなく、頭痛や体のだるさといった症状もあります。
脳への血流が下がるので、思考力や判断力も低下し、いらいらすることも。

朝の日光を浴びるようにしたり、軽い散歩や家の中で家事をするなど体を動かしたり、
バランスの良い食事、規則正しい生活を送ることが必要です。。
水やミネラルをいつもより多めにとるのも良いです。

「怠け」「夜更かし」のせいでないかも
 
朝起きられず、横になってごろごろしているのに、
午後になると元気になって体調が回復し、
夜遅くまでテレビやゲームで楽しそうにしていることもあります。
そんな様子を見た家族は「学校にも行かず、怠けているんじゃないの」とか
「夜更かししているから起きられないんだ」なんて、叱りたくなるかもしれません。

どうしたらよいか不安な方は、気軽に相談ください。

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