こんなオブジェというかモニュメントが都会のど真ん中にあります。

 

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さてこれは何処でしょうか?

 

ぱっと見てわかる人は相当なマニアですね。

 

隠しても仕方ないので言いますと、それは

・・・神戸」

神戸の阪急御影の少し山側です。

御影駅から歩いて3分くらいの駅近の隠れスポットです。

 

もっと詳しく言うと知る人ぞ知る・・・

 

「小原流家元・豊雲記念館」の屋上庭園にそれはあります。

 

そう、いけばなの小原流です。

建物は1970年に竣工したもので、設計は清家清氏です。

 

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↑記念館のエントランスです。

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↑華道小原流三世家元・故小原豊雲の銅像。

 ちょっとピンボケ・・・(;^_^A

 

館の展示内容は、東南アジア地域の民族史料をはじめ中南米の出土遺物等を中心に、中でも、ペルー・アンデス文化の紀元前からインカ帝国までの多彩な土器・染織品は日本では珍しく、世界的なコレクションとして評価を得ているとのことです。
 
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また、保存が難しく展示も難しい染織遺物も保存・展示しています。
そのデザインは今でも新鮮な驚きを隠しえません。
 
と施設案内はこの辺で、屋上庭園をもう少し紹介しましょう。
 
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↑屋上庭園からは先程のオブジェの向こうに神戸・御影住吉のまちが一望できます。
 
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↑オブジェの足元には下に下りる階段があり、研修室?に繋がっています。
そしてこの屋上庭園の最も重要な「場」です。
屋上庭園というよりも小原流の聖地ともいえる場です。
 
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上のほうに見える建物がそれです。
小原流3代の魂が鎮座する建屋があるのです。
 
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鉄骨とガラスで出来たシンプルな建築とその前の芝生広場。
清家清の近代建築的デザインセンスの面目躍如と言ったところですか。
中には3つの石の玉が静かに祀ってあります。
 
この屋上庭園は立体的な構成になっています。
神戸の山肌に立つ建築ですから当然と言えばそうなんですが、そこには温室までもあります。流石に華道家元の建物と言えます。
 
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もっといろいろと紹介したいですが、それでは楽しみがなくなりますので、一度是非訪ねてみてください。
内部も外部も清家清のデザインセンスがいかんなく発揮されています。
現代の「いわゆる建築家」とは違った骨太のデザインです。
 
行かれる場合は、休館のときも結構ありますから事前に確かめていくことをお薦めします。
私たち一行は休館期間にも関わらず地元のよしみと言うか、半ば無理やりお願いして案内したいただきました。
ありがとうございました・・・m(_ _)m。
 
 
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↑インテリアの照明器具です。
 
今回は「deep大阪」ならぬ「deep神戸」でした。
神戸のdeepは大阪とはちょっと違った趣があります。
また、ご紹介しましょう。