ハチチの壁
ハチチ6歳0か月(2026年7月中旬)ごろ。
年2回発行される幼稚園の文集が発行され、ハチチについて書くのも、
今回を含めて残り2回となった。
来年春ごろ、卒園と同時に発行される最後の文集になんて書こうかと、
考えただけで今から泣きそうになっているおトーさんではあるが、
まずは今回の文集の内容を以下に記録しておくことにする。
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"ハチチの壁"
"ハチチの壁"
「年長さん」になった途端、全力で張り切り始めたハチチ。
その最たるものが「園バスお見送りチャレンジ」です。
我が家は普段、園の送迎バスに大変お世話になっているのですが、
ある日突然、ハチチが「バスよりさきにいく!」と高らかに宣言。
別人のように早起きをして、
嘘のように身支度を整え、
「おくって!」と玄関を飛び出さんばかりの勢いです。
意気揚々と幼稚園に到着すると、本来彼女が乗るはずの園バスに手を振ってお見送り。
それを一週間連続で続けました。
なかなかの根性ですが、親の負担は増える一方。
なんとか説得し、次の週からは再び園バスに乗ってもらっています。
そんなハチチはこの春から、もともと習っていたバレエに加えて、
ダンスを二つも同時に習い始めました。
マイペースなハチチなので、親としては大丈夫かなと思うこともあります。
しかし本人の情熱は想像以上で、一生懸命練習している姿を見ると、
「好き」の力はすごいなあと感じています。
小さいころから「やりたい!」という気持ちが強く、
言い出したらきかないこともあるハチチ。
ですが最近は、その「やりたい!」が自分だけの問題ではなく、
周りにも影響することがあるのだと、少しずつ気づき始めたようです。 ある日幼稚園で、自分の思い通りにならなかった悔しさと、
周りに迷惑をかけてしまったショックが重なり、耳をふさいで心を閉ざしてしまったことがあったそうです。
そんなとき、担任の先生がそっと寄り添ってくださり、
ハチチは大粒の涙を流したのだとか。
言葉にするのが得意ではないハチチ。
きっと先生の優しさが、自分の気持ちと向き合うきっかけになったのだと思います。
ハチチの取扱説明書に新しいページが追加されるとともに、心も少しずつ成長しているのだなと感じた出来事でした。
成長といえば、最近こんなこともあります。
「ハチチ」と呼ぶと、「ハチチじゃない! ○○!(本名)」と訂正されるようになったのです。
しかし、入園当初、みんなが「○○ちゃん」と呼んでくれていたにもかかわらず、
「ハチチです!」と訂正して回ったのは、ほかならぬ本人でした。
その結果、今や幼稚園のみならず、小学校にまで「ハチチ」の名が浸透しています。
どうやら、自ら積み上げた「ハチチの壁」は、
本人が思っているよりも高く、頑丈なようです。
幼稚園生活も、いよいよあと少し。満3歳児クラスのピンクの帽子をうれしそうにかぶり、
広い園庭をよちよち歩いていた3歳になりたての小さな背中は、
今では誇らしげに黄色い帽子をかぶり、園庭を所狭しと駆け回っています。
残りの幼稚園生活も、めいっぱい遊び、学んでほしいと思います。
先生方、どうぞよろしくお願いいたします。
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