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2014年3月開催決定、オーシャンドリーム号船内見学会「親子イベント」

2014年3月7日(金)東京(晴海)、8日(土)横浜港のオーシャンドリーム号船内見学会にて
「子どもの家参加者体験談」を行います。
※こちらのイベントは「見学会のご予約」+「子どもの家イベントのご予約」が別途必要です。
※見学会ご予約締切【2月26日(水)19時】

子どもの家イベント予約先:
0120-95-3740  担当:佐藤愛
ウェブサイトからも予約可能です 右矢印子どもの家公式ホームページ



2009年から国際交流NGOピースボートではじまった『ピースボート子どもの家』が、
7度目の親子航海を運行し、延べ60名の子どもたちが体験してきました。

「親子でおおらかになった」
「南米に友達ができた」
「子どもがもっと世界のことを知りたがるようになった」など、
かけがえのない地球一周体験をした親子から、たくさんの嬉しい声をいただいています。



  ピースボート子どもの家に参加する子どもたちにとって、
  「国」という概念は、
地図で見て知るものではありません。
  手で触れ、鼻で嗅ぎ、耳で聞く・・五感を通してその国の風景や食事の香り、
  衣装、振る舞いなどの文化に触れることで世界を体感します。

  大人も子どもも一緒に出会いを重ね、「わぁっ!」と感動できる体験。
  先入観など何もない小さな子どもたちにとって、地球はどんな場所でしょうか。

  変わりつつある世界において、どこにいても、自分らしくたくましく生きる力は、
  どのようにしたら育まれるのでしょうか。

  見学会開催中は、船旅に参加する子どもたちが毎日を過ごす洋上保育園(キッズルーム)を
  オープンしています。ご家族、ご友人もお誘い合せのうえ、ご参加ください。



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※オーシャンドリーム号船内見学会の詳細、ご予約方法はこちらをご覧ください。
右矢印子どもの家公式ホームページ

※未就学児のお子さまでも、お一人様一枚の乗船券が必要です。



参加者体験談 
「親子で地球一周1 ~北欧編」


環境・福祉・教育の先進地域と呼ばれる北欧を中心に、親子で体験する地球一周で感じ
たのはどんな世界でしょうか。北欧クルーズならではの感動、異文化とのふれあいがも
たらす子どもたちの心身の変化など、体験談を伺いましょう。
 ゲストにお迎えするのは、第79回クルーズで「ピースボート子どもの家」に参加した
渕田清佳さん(乗船時4歳の男の子の母)と阿部宏映さん(洋上で5歳を迎えた男の子の
母)。ご自身の体験をもとに船内や寄港地での過ごし方をお話いただきます。聞き手は、
これまでに2人の娘とともに3度の地球一周をしたスタッフ、小野寺愛です。




 


 
 (左写真) 阿部宏映さん親子     (右写真)渕田清佳さん親子



日程
3月7日(金) [ 要予約 ]
時間:11:00~12:30
場所東京港晴海客船ターミナル
   オーシャンドリーム号船内、キッズルーム(7階後方)

 ※こちらのイベントは「見学会のご予約」+「子どもの家イベントのご予約」が別途必要です。



参加者体験談 
「親子で地球一周2
    ~異文化体験とモンテッソーリ」


多様化するこれからの世界で生きる力はどうしたら育まれるのでしょうか。インドや
ラテンアメリカをはじめとする異文化体験から感じたこと、モンテッソーリ教育を通
して得た親子の成長、帰国後の変化など伺いましょう。
 ゲストにお迎えするのは、第80回クルーズで「ピースボート子どもの家」に参加し
た石橋悠さん(乗船時6歳と2歳の女の子の母)。ご自身の体験をもとに船内や寄港地
での過ごし方をお話いただきます。聞き手は、これまでに2人の娘とともに3度の地球
一周をしたスタッフ、小野寺愛です。


 (写真)石橋悠さん親子と小野寺愛親子


日程
3月8日(土) [ 要予約 ]
時間:11:00~12:30
場所横浜港オーシャンドリーム号船内、キッズルーム(7階後方)

 
[託児のご案内]要予約:定員25名
1歳半以上6歳未満のお子さまについては、託児スペースにて約2時間の託児を行
います。子どもたちがモンテッソーリの環境を体験している間、保護者の方には
別会場でゆっくり話を聞いていただけます。
託児をご利用の方は、事前ご予約の上、開始時間15分前までにセミナールーム
(7F後方)へお越しください。


※こちらのイベントは「見学会のご予約」+「子どもの家イベントのご予約」が
別途必要です。



子どもの家イベント予約先:0120-95-3740  担当:佐藤愛
予約はウェブサイトからどうぞ 右矢印子どもの家公式ホームページ



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※船内では食事を摂る事が出来ません。
※乗船受付窓口が込み合う可能性がありますので、時間にはゆとりを持ってお出かけください。
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2014年7月出港の「ピースボート子どもの家」、参加者募集中!


第84回ピースボート「地球一周の船旅」で開催する「ピースボート子どもの家」、参加者募集中です。


●公式サイト: http://pbkodomonoie.jp/  (映像で船旅の様子をご覧いただけます)


今回も、子どもは定員15名。東周りの航路で、最初の寄港地はハワイイ、その先はエルサルバドルから中南米へと向かいます。2歳から6歳の元気な子どもたちの参加、お待ちしています!


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AMI/国際モンテッソーリ協会主催「アシスタント教師養成コース」のお知らせ




AMI/国際モンテッソーリ協会主催、今年のアシスタント教師養成コースの概要がでました!

<講師>
小川直子先生
※飾らず気取らず、実践と具体例に富む楽しい話をたくさんしてくださる素晴らしいトレーナーです!

<期間>
1. 集中コース:
3月24日(月)~3月29日(土)、3月31日(月)~4月3日(木)の10日間
2. 週末コース:
4月5日(土)~4月27日(日)までの土、日曜日と4月28日(月)29日(火)の10日間

<場所>
東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター

<料金>
集中・週末コースとも9万円

※詳細は後日HPにて。お問合せ、お申込みはメールまたはFAXでAMI友の会まで。
http://www7.ocn.ne.jp/~amitomo/


スタッフの小野寺、新藤、佐藤も参加した前回コースの学びの内容は、以下のような感じでした。

○モンテッソーリ教育の紹介
○教師の役割について
○アシスタントの役割について
○発達の4段階について
○0~6歳における子どもの発達特性、および敏感期について
○秩序について
○0~6歳の子どもの運動について
○言語について
○自立/独立心について
○環境について(園、家庭)
○自由と規律(責任)について
○社会性の発達について
○観察とそれに関する技術/記録方法について
○音楽とアートについて
○環境の整え方と維持について(室内、屋外)


*2012年のコースに参加した後にスタッフの小野寺が書いたブログの報告
http://ameblo.jp/sunday0106/entry-11215378247.html
(文章内に、「これから少しずつまとめていこうと思います」とか書いてるのに、
 そのあと結局、一度も書いてない~。汗)





「モンテッソーリって、あの、教具とか使うエリート教育的なやつでしょ」
と思っている人、いると思います。

子ども一人一人にとことん寄り添った「結果として」能力が伸びることもあるのはいいとして、
残念ながら、日本には能力をのばす「ために」モンテッソーリをお受験的に使っている教育機関もいくつかあること、私たちも知っています。でも、モンテッソーリさんが本当に目指したことは違うと思います。

彼女が活動をはじめたのは、イタリア・ローマの労働者が住むいわゆる貧困地区。
イタリアで初めての女性医師として、障がいと共に生きる子どもたちの成長で大きな成果をあげていたモンテッソーリに、ローマの市長が声をかけたのでした。

共働きの両親を待つ間、好き放題遊んでいたいたずらっ子の子どもたちをなんとかしてほしいと市長に懇願されたモンテッソーリが行ったことは、(当時の主流だった)子どもを「しつける」教育ではありません。医師としての観察力と実践を生かし、どうしたら子どもたちが心から穏やかに満足して、自然と落ち着き、自立していくかという試行錯誤をはじめたのでした。

子ども一人一人に寄り添って丁寧に観察し、発達段階に応じた環境を整えた結果、乱暴ないたずらっ子だった子どもたちが一変。「自分でできた!」を重ねるために子どもサイズの本物の道具を用意し、大人に教えられなくても子ども同士で学び合いをする「異年齢保育」の大切さも発見しました。心ゆくまで何度でも繰り返し、自分で学びを深めていける魅力的な教具の開発なども、すべてローマの日々にはじまったことでした。





約100年前、戦争の中を生きたマリア・モンテッソーリは、
平和な世界をつくる手段として、幼児教育に情熱を注いだ医師であり、教育者であり、哲学者です。

そんなモンテッソーリさんの教育観と実践は当然、世界中から注目され、世界中に招かれてこの教育法を実践できる教師を養成し、子どもの発達について講演を続けました。講演の中ではたびたび、子どもの権利と幸せを代弁する「子ども社会党」が創設される世界を訴えました。


「人類は、かつて人間の生命を脅かしていた奴隷制度、決闘、復讐といった制度や習慣を廃止することに成功しました。これは人類が国際交流によって、つながりに対する意識や、道徳的な価値観を高めてきたからではないでしょうか。
 
いまだに残る女性への差別、子どもへの抑圧、国際的な戦争など、未解決な問題は残っていますが、これも絶え間ない道徳観の進歩によっていずれ解決するでしょう。人間はお互いが話し合い、愛し合うように生まれているのだから」


「子どもの中にこそ世界平和を創造し、維持するエネルギーが宿っています。しかし、残念なことに多くの親は子どもが平和のために大きな力を持ちうる存在であることに気がついていません」


「平和な社会とは、秩序を大切にする人間によって構成されます。 
子どもは生まれながらにしてきちんとした秩序を深く抱いているにもかかわらず、混乱の中で育つために、生まれながらにして持っている規律や秩序観を伸ばすことなく育ってしまいます。

幼児期の子どもの関心を邪魔することなく自発的な活動のできる環境を整えることで、平和な社会を担う人間が育つのです」




ピースボート子どもの家でも、本気で 「平和は、子どもからはじまる」 と考えています。 

保育者のみならず、子どもに関わるすべての人に、とにかくおすすめの10日間です!
時間が作れそうな方は、ぜひ!

また会えるね会(卒園式)その2

卒園式 その2

10月4日「また会えるね会」の日がやってきました。

開始10分前に少し緊張した様子のりゅうたくんとゆうきくんがマイクチェックに登場しました。


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しかし、緊張以上に、生き生きとしたまぶしい顔をしています。

子どもの家の子どもたち、保護者の方たちも会場にやってきました。


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そして、子どもたちをあったかく見守ってくださった参加者のみなさんが来て下さりました。
お世話になったクルーや子どもの家のサポーターの方々にも、一人ひとりサンキューカードを
渡します。
※事前に誰を呼びたいか、だれが渡すかまですべて子どもたちが決めました


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放課後にダンスを教えてくれたジェニア。


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KIDS GETで英語を教えてくれたGETの先生たち。


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手作りの絵本を作ってくれた絵本チームのお姉さんたち。


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寄港地の前に寄港地に因んだおはなし会をしてくれた寄港地おはなし会チームの方々。


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ゆうきくん、りゅうたくんの司会進行の中、
歌あり、リズム遊びありの子どもたちの手作りの「また会えるね会」


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たった3カ月前に出会った子どもたち同士なんて思えないくらいの印象を受けました。
一番子どもたちの中で育ったのは、自分で決めることだと思います。
自分で決めることは、自分の行動を決めます。そして、そのことに責任を持つことを学びます。

「また会えるね会」という1つのことにみんなで取り組んだこと、その中で、一人ひとりの役割
を果たすことで子どもたちは、達成感、貢献感を抱いたのではないでしょうか。

この3カ月、子どもの家の子どもたちはたくさんのことを吸収してきました。

先生が、「伝えたいことがある人~?」と言うと、
何人かの子どもたちが前に出てそれぞれの気持ちをマイクを通して伝えてくれました。

ゆうきくんは、囲碁や将棋にハマったこと、
「さよならした後は、また家族とのこんにちはが待っている。」と話してくれて、


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りゅうたくん、4歳のゆりあちゃんは
「最初は恥ずかしがりがりやだったけど、この船に乗って、恥ずかしくなくなった!」
お話してくれました。

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2歳のきおくんも、お船とバイバイすること、大勢の人がいる前でお話してくれました。


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最後に、先生たちからのプレゼントです。


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11人の子どもたちと一緒に、地球一周の船旅を過ごしてこられた保護者の方の声です。


○想像していたよりもずっとずっと、子どもたちには自分の力で成長
する生きる力があるのだということを近くで感じ、触れることが出来
たことが宝物です。本当に本当に、今、このメンバーで子どもの家に
参加することができて幸せです。 (安東様)

○子どもたちは、船に乗ったから成長したんじゃない!!どこにいて
も成長しているけれど、この旅は、子どものその成長に私が寄り添え
たことが大きな実りです。たくさんの刺激を受け、たくさんの身体で
感じ、これからも成長し続けていく子どもたちとともに育っていける
のが楽しみに思える船旅になりました。ありがとうございました。 
(北浦様)

○3カ月間で本当に成長し変化が見られたと思います。物事のルール
や決まり事が子どもの中で理解し、言葉や行動に表れていたと思いま
す。内向的な性格が前向きになって本当に良かったです。(野村様)



85日間みんなで過ごした時間は宝もの。

本当にありがとうございました。

「また会えるね!!」


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最後に、今日までブログを読んで下さった皆様、ありがとうございました。
次回クルーズ(2014年7月)も引き続き応援よろしくお願いします!



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2014年7月出港の「ピースボート子どもの家」、参加者募集中!


第84回ピースボート「地球一周の船旅」で開催する「ピースボート子どもの家」、参加者募集中です。


●公式サイト: http://pbkodomonoie.jp/  (映像で船旅の様子をご覧いただけます)


今回も、子どもは定員15名。東周りの航路で、最初の寄港地はハワイイ、その先はエルサルバドルから中南米へと向かいます。2歳から6歳の元気な子どもたちの参加、お待ちしています!

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