トイプードル
初めての沐浴を済ませた、第二子の髪のさわり心地のことです。
なんとも柔らかで心地よく、頬の涙を優しくぬぐってくれる様な
そんな癒される気持ちにさせてくれます。
「頬をつたう涙」・・・この表現にはわけがあります。
実はコレ、第一子には欠片も経験せずに済んでいた
母乳育児による乳房の痛みのことなんです。
「ギャァ!!!」「ウグッ・・・フッ」と痛みに叫び喘ぎ
伴い、頬を流れ落ちる涙。
先日のBLOGに書いた、予期せぬ出来事とはこのことでした。
実は私、一人目を100%母乳オンリーで育て、その際
母乳もたわわに出るし、一人目ということで
産後の指導も丁寧細やかに受けたため、
何の苦労もなく母乳育児を経験していたのです。
そのため、もちろん第二子も当たり前に母乳育児できるものと
安易に考えていたんですね・・・(私自身だけでなく回りも)
それがなんと・・・。
あまりにも苦労知らずでいたため、また第一子で
あまりにも優等生的な母乳育児スタイルが可能だったため、
「この人は大丈夫!」的レッテルから産後指導もほとんどなく、
そんな私はといえば、助産婦さん達の想いとは裏腹に
第一子の初期の指導や育児記憶など欠片も残っていない
という情けない有様で、母乳量自体は問題ないものの、
肝心な最初の一歩を踏み出し違えてしまい
乳首を傷めてしまったんです。
二時間おきに一日10回前後、強力な赤ちゃんの口の吸引力に
傷ついた胸をさらすのは、過酷な罰ゲームのようなんです。
(そんな趣味ないのに・・・・)
さらには、持病の神経痛も相成って、その苦痛も倍増するわけです。
この痛み、あと数週間は続きそうです。
一度失敗すると取り返しのつかない痛みに襲われることになる母乳育児。
私の経験で言える、一つの回避ポイントは、
一人目の母乳育児を安易に成功させてしまった人は特に
(コレ自分のことですが)
赤ちゃんの口に乳房を含ませる瞬間と、赤ちゃんの口から
乳房を離す瞬間のコツ(方法)をマスターしておくことです。
当たり前のことなんですが、コレ必須です。
男性の方には路線が外れてしまう話題かもしれませんが、
赤子は誰もが通る道、女性にしか解らない育児の痛みは
産むときばかりではないことを記憶に残してくださると嬉しいです。