ものおもいに耽る。 | 廣瀬神志&風生花のブログ 「オーガニックな毎日」

ものおもいに耽る。

今日は外出先で途中から主人と別行動の日。
日の沈んだ夕刻の道を一人歩いていると、すれ違うサラリーマンや
居酒屋のざわめき等がいつもより目に飛び込み、普段とは違って
その何気ない日常の中に、気づきや発見があり”ものおもい”にふけられるものです。

(ひとり気分は恋愛ドラマのワンシーン!?)


今日の”ものおもい”は、過去の気づきと反省にリンクしたものでした。 

そんな私のものもい話し・・・

それは知人から紹介された方と初めて酒席を共にしたときのこと。


どんどんとお酒が進むにつれ、移りゆくその方の言動の、あまりの変貌ぶりに唖然。
邪険にするわけにもいかず、愛想笑いで我慢すること数時間。
無事帰宅はしましたが、つくづく酒に呑まれ馴れ馴れしく

節度なく扱う男の人に幻滅したのを覚えています。゚;))


けれどよく考えれば、職種などその方の生活環境にも左右されるものなのでしょうが、
世の中、女性に鼻の下を伸ばす男の人が多いことは確かで、(世の男性方ごめんなさい)
そういうタイプの方と酒席を共にしたのが初めてとはいえ、私も年相応に回避策なり流し方や、

角のたたない断り方を覚えないといけないなぁと反省したのも確かです。

と考えながら遅かれながら気づいたのが、主人の厚い信頼と寛大さの中で、
私は自由にさせてもらっているんだなぁ。心配掛けちゃいけないなぁという深い感謝でした。


そういう意味ではお酒を飲まずとも飲みの席やカラオケなどでも
ムードメーカーにもなりえることのできる、引き際の良い主人。
女遊びをしない主人を誇らしく思いだします。(頭の中で主人の株が急上昇)


そういう意味で私が主人に抱く不満には、お酒を共に楽しめないことへの不満や、ムードがないなど、

やはりどこか王子様を求めてしまっているのかなぁ感謝が足りないかな?と思い返してみたり。


頭の中では夫婦円満でいるために唯一望むことの整理へと飛びます。

すると私の主人に対する不満や願いは「整理整頓と身だしなみ」それに尽きいるのだということに気づくのです。
それ以外は間違えの無い、とても素晴らしい人に巡り合っているんだなぁきっとと、ひとり頷く感慨深い私。

ひとりテクテク歩きながら、主人を改めて見直し感謝したり、もっと大切にしなくちゃと、しきりに反省したり。

(この時点で主人の株はストップ高に張り付き状態)


そんな急変貌を遂げた主人株にアツアツモードの私は、一人盛り上がりながら帰宅。

(この時の私って、どんな顔して歩いてるんだろ)(*v.v)。ポッ
主人の顔を見るなり、満面の笑みを浮かべて唐突に、以下の如くまくし立てるように伝えたところ、


「私あなたが整理整頓と身だしなみのお約束さえ徹底して守ってくれたら、

老後まであなたとラブラブになるの間違いないのに♪」

「それが治れば、こんないい人いないよね。」о(ж>▽<)y ☆
「私にとって最高の人だと思う。ほんとあなたと一緒になって良かったって思えるよ。」 


不意を突かれたかのように面食らった顔と、照れ臭そうだけど嬉しそうに

「絶対、直す!」と普段には無い素直な返答が。(*゚.゚)ゞ


返事を聞きながら、ここで冷やかに返されなくてホントよかった。ホッ♪

夫婦なんて紙一重ですもの。今のって結構際どい会話だったかもと気づいてドキドキ。(゜д゜;)
(この時点でストップ高張り付き状態だった主人の株価は、連日のストップ高持ち越し状態)


BUT!!! 


次の瞬間、私の逆鱗に触れる出来事がおきます。
それは・・・・息子の一言からでした。


「ママぁ、ザリガニさんゴミ箱にポイしてきたの♪」


実は今朝がた、主人と息子が釣り堀で手に入れたザリガニが息を引き取っていたのですが、
それは息子がまだ目を覚ます前でした。

主人は「こおちゃん起きる前に処分しようか・・・?」と言うので、私は主人に「命への責任と大切さを教える

初めての機会だから、ちゃんと、こおちゃんと一緒に土に埋めてあげてね。」と伝えました。
それに対し主人は「そーだな」と答えていたはずでした。


それが・・・ですよ。冒頭の息子の一言。


「どういうことなの?」と主人にムンズと詰め寄ると、(-""-凸)

(さっきまでのラブラブモードは脆くも消え去っています)
「埋めるところがなくてね、外も暗いし・・・」と話す主人に、

「言い訳はいらん!」と私。゛(`ヘ´#)
「でもこおちゃんと、ちゃんとバイバイしてきたんだよ」と主人はシドロモドロ。(><;)


その言葉が終るか終らないかでプッチ~ン☆


「命をどんな理由があろうとゴミ箱にポイはないでしょ!」
「二人で責任の元に連れて帰って来たんなら、 全うさせられなかった命への責任を、
 きちんとごめんなさいして土に返してあげなさい!」
「パパも教える立場なのに何考えてんの!」

「場所なんてやる気があれば何処にでもあるでしょ。」
「今すぐ垣根のところでもいいから、ごめんなさいして土に返してあげなければいけないでしょ。」

「今から?」(主人)

「そ~よ。今からっ!」(私)
「子供にとって初めての飼育、命の尊さを教えるときでしょ。もっと考えて!」プンプン。


「こおちゃん。ぱぱ。ちゃんとザリガニサンにごめんなさいして来るんだよ。」(^-^)ノ~~


その言葉に主人と息子は二人でザリガニを埋葬し直しに出かけてきたようです。数分して帰ってくると、

二人して「ごめんなさい」とみょ~に素直に謝られたりして。


ほんとに命の尊さを少しでも理解してくれたならいいのですが・・・・


「ちゃんとザリガニサンにごめんなさいと、さようならありがとうしてこれた?」と息子に問うと、

「ちゃんとお花の下にポイしてきたの」という息子の言葉・・・。(この時点で脱力)

「ポイ・・・ですか・・・」と私の熱弁が悲しくも土に埋もれる気がします。ヽ(;´Д`)ノ

(まだわからない歳なのかなぁ・・・・子育て手探りママはひとりモンモンモード。)


とりあえず愛着たっぷりで手放せずにいる新興系主人株は、

まだまだ私の中でボラティリティーが高いようです。「頑張れパパ♪」(一部昇格は目前だ!)