ミュージカル
そのミュージカルに流れる礎(イシズエ)に感銘を受け、それ以来のファンとなり
観覧し続けるミュージカルです。
舞台設定はスペインの片田舎なのですが、まだ海外での観劇とまでは願い叶ってません。
しかし本日は日本での観覧とはいえ普段とは一味違います。何故ならそれは
なんと!息子と一緒に観覧に来ているからです。
年齢からして無理な話なのが本来常識なので、不思議と思われる方もいらっしゃるとおもいます。
私もそうそうあることではないのでこの機会を謳歌させていただいたのですが、
さすがに一般の方と同じ席というわけにもいかず、通されたのはなんと放送席の隣の個室、
音声関連らしき部屋で、眺めは前列の頭で邪魔をされることもなくS席以上のよさでした。
一瞬低い声で「うぉお。すご」と声が出ます。
BUT!!!
いざ開演されてみると、前面がなんとガス張りなところには、うっすら室内の微灯が反射し、
音声はスピーカーから流れるという、生声や生演奏とは似ても似つかぬ悲しき有様でした。
(大人の欲求は満たされずといった感じです。子連れに世の中やっぱり甘くないです。)
でも、初の息子のチャレンジはそれなりに本人良かったようなので、結果オーライではありました。ホッ♪
このミュージカルというのは松本幸四郎と娘の松たか子が共演の
「ラ・マンチャの男」のことです。
普段は日本国内であまりミュージカルを観にゆくことはないのですが、なんかこれだけは別で、
再演される度に観にゆくというパターンになっています。
松本幸四郎自体けっこう年配になってきて、
いつまであのハードなミュージカルを演じ続けてくれるのか、年々声のトーンも落ちてゆくなか、
それでも頑張って演じてくれる姿にドンキホーテをみるような気がします。
彼が志を貫いて演じ続けてくれる限り応援したくなってしまったんです。(がんばれぇ~!)
そんなわけで後日、息子はしっかり預けて、改めて落ち着いて観覧しようと
チケットを千秋楽の日に取ってあるので、夫婦二人で観劇できる
その日を楽しみにしているところです。
「ごめんね、こおちゃん。」