プリント配線板の板厚を薄くする意味で
フレキシブルプリント配線板を採用したいという
ニーズが拡大しているが、
フレキシブルプリント配線板は
従来のプリント配線板とは
工程も仕上がり品質も大きく異なる。
100μm程度の板厚ともなると
素材のコシはほとんどなくなる。
しかも
ガラスエポキシ樹脂の素材は
フレキシブルプリント配線板の場合では
ポリイミド樹脂となり、
価格も跳ね上がることを肝に銘じていただきたい。
さらに部品を実装しようとすると
補強板を採用するか
リジットフレキシブル基板の仕様を採用せざるを得ない。
補強板を採用したフレキシブルプリント配線板
リジットフレキシブル基板
このような仕様を採用すると
単位面積あたりでの価格算定はほぼ不可能だ。