ソフトエッチ | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

プリント配線板の品質を担保するために、
製造工程では、
異物を除去すること
酸化を防止すること
の2点には配慮がされている。

異物や酸化物質を残したまま製造工程を進むと
異物が、正確な回路形成をが阻害され、
プリント配線板が実装された後に
正常な動作環境が得られない。

ソフトエッチングとは、
工程の開始前に、
低濃度の酸性の薬液で
材料上の酸化するを除去してことで、
表面を清浄な状況に保持する目的があり、
製造工程の多くの局面で採用されている。

要するに、
プリント配線板の品質を管理するためには
必要不可欠と言える。

但し、薬液の管理に不備があり、
残渣 (残存薬液) が存在すると、
経時返還による劣化が、
回路基板の動作不良を引き起こす。

薬液の管理体制は
プリント配線板メーカーの
重大なチェック項目であることを充分ご理解していただきたい。