良品と不良品の区別 ~ 検収条件 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

プリント配線板の品質の良否の判定については、
必ず納品される前に明確に規定されるべきだ。
製品の受け入れ作業において、
良否の判定基準を曖昧にすると、
納品の際に双方の意識の齟齬が、
検収作業に影響を与える。

JIS
UL
IPC
以下の諸般の規格への準拠を
個別契約に盛り込むことが一般的だが、
個別契約に特殊な基準を採用する場合には、
予め、契約時に双方の同意が必要となる。

反りやキズなどの外観
長期信頼性
などは
納品前に明確に規定しておくことをお勧めする。

特に海外企業に発注する場合には、
書面で個別契約を取り交わしておいていただきたい。