擬似断線の流出防止 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

先週、
擬似断線の検出の相談を承った。

以前にも言及したが、
擬似断線を100%検出することは不可能に近い。
困ったことに、
電気検査(チェッカー)試験をパスしてしまうことが多く、
検出の可否は、画像検査に委ねざるを得ない。
パターン(配線)の欠けや突起を
間違いなく検出することは至難の技と言える。
擬似断線は非常に厄介なモードの不具合で
流出を防ぐ方策は、
プリント配線板メーカー頼みとなる。

工程との意思疎通が鍵となる。
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