擬似断線の流出防止先週、擬似断線の検出の相談を承った。以前にも言及したが、擬似断線を100%検出することは不可能に近い。困ったことに、電気検査(チェッカー)試験をパスしてしまうことが多く、検出の可否は、画像検査に委ねざるを得ない。パターン(配線)の欠けや突起を間違いなく検出することは至難の技と言える。擬似断線は非常に厄介なモードの不具合で流出を防ぐ方策は、プリント配線板メーカー頼みとなる。工程との意思疎通が鍵となる。