韓国(3)基板メーカーレポート~基板の品質チェック | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

今回の韓国訪問の一番の目的は、


韓国メーカーの品質の確認です。


一般的には、


UL認証を取得しているか、


ISO認定を受けているか


などの判断基準で、


あとはメーカーの話を


鵜呑みにさせられるケースが多いようですが、


基板メーカーの品質をチェックするには


特別難しいことはありません。


いくつかの項目をチェックすれば


その基板メーカーの品質は


おおよその判断ができます。


(師匠の受け売りですが)


続 サルでもわかるプリント基板のはなし-resist前


続 サルでもわかるプリント基板のはなし-eching


最新鋭の機械に目を奪われるのではなく、



続 サルでもわかるプリント基板のはなし-管理基準

続 サルでもわかるプリント基板のはなし-NC

続 サルでもわかるプリント基板のはなし-めっき

これらのような、


工程の小さな部分にこそ


品質のレベルが見えるのです。


まさに 「神は細部に宿る」 です。

以下の写真は、


私の師匠より伝授していただいた


一番重要なチェック項目の写真です。


続 サルでもわかるプリント基板のはなし-cross section


たった1枚の書類の中に


多くの情報を読み取ることができます。

本当は顕微鏡の写真を載せたいのですが


撮影ができませんでした。


データの内容を読むために


2ヶ月間、一生懸命ハングルを勉強したので


訪問した甲斐がありました。


プリント基板の試作・実装はEMS