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同じ結婚式場で、同じ日に式が行われる、4組のカップルとその周りの人たちの物語です!
最初は、シビアなもやっとした感じで、綺麗な純愛を描くことが多い辻村深月さんの作品という感じがしませんでした。挙式に憧れている人が読んだら幻滅してしまうだろうなぁ、とも。
だけどそれが、物語の中盤ほどで、がらりと変わりました。
どんどん惹き込まれるし、どんどん読み進めていく!
とある日の10時から16時までの6時間を5人の視点から描いており、時間経過ごとに主人公が頻繁に変わるため、なんというか、「ある程度読んだから、今日はここで終わろう・・・」みたいな感覚が起きにくい(笑)
主人公がひとりの物語が続いていくものより、飽きない感じ💡
いや、主人公がひとりのものも飽きないので、他にいい言葉があるんでしょうが^^;
ちなみに私は、お金があっても式は挙げたくない派。
注目を浴びるのは苦手ですね(ー ー;)
新郎新婦の生まれてから現在までのスライドショーとか、出逢いの話とか、そんなこと人前でされたら、○にたくなるよ・・・
他にも理由がいろいろありますが、とにかく挙式に興味がない私も、読んでいて、素敵だなぁって思いました!
式そのものもですが、やはり結婚を決めたカップルって、特別だなぁって思います
ところで、あくまでフィクションの中の一例に過ぎず、平均よりだいぶ高いですが、「挙式の費用500万」って、やばいなw
500万一日で吹っ飛ぶって感覚は、貧乏性には分かりがたいな(・ω・;) 笑
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