記事の長さ:チューリップチューリップ

 

 

----------ガーベラ---ちょうちょ---ガーベラ----------

 

 

 
 
 この本! とても良かった!!
 
 
 まず、短編の物語としても良かったです。短すぎず、程良い長さで主人公やその周りの人たちの中身を楽しむことができました。
 この、「光待つ場所へ」は、ネットで検索してみると、「6つの短編集」「5つの短編集」などと出てきましたが、私が読んだものは、3つでした。他の3つも読んでみたいです!
 私の読んだ3つは、中学生~アラサーの男女が主人公で、それぞれに悩みを抱えています。それは、誰もが通る道みたいな悩みではないのだけれど、刺さる人には刺さる感じの。
 共感できなくても、晴れ晴れとした気持ちになる感じのお話です!
 
 
 
 
 
 そして、面白さは短編としてだけでなく、、、
 なんと物語の登場人物に、辻村深月さんの過去作の主要キャラが出ている・・・! それも何人も・・・!!
 
 
 以下、「光待つ場所へ」だけではなく、「スロウハイツの神様」、「ぼくのメジャースプーン」もネタバレします φ(・ω・。)
 
 
 私の一番好きな作品・「スロウハイツの神様」から、千原冬子ちゃんが💡
 借りたときは気付かなかったんですが、出てきてびっくり!
 スロウハイツでは、ヒール役でした。ただただ嫌いな子。人に雇われて、ヒロインの好きな男を落とそうとするのですね。
 とにかく嫌な女。
 しかしこの短編集を読んで、好きになりました!
 いや、こんな子が現実に身近にいたらすごい嫌だけどw
 でも、彼女には譲れない、彼女なりの強い信念があって。
 最後にスロウハイツのヒロイン・環ちゃんが出てきて良かったです!
 あれから数年が経ち、私の2個上になり。大人になってますます素敵になった感じの彼女と再会できた!!
 
 
 そして読んでいるときは気付かなかったのですが、ネットで調べてみると、、、
 去年読んだばかりの、「ぼくのメジャースプーン」からも、「ぼく」と「ふみちゃん」が・・・! Σ(゚Δ゚!)))
 そういえばメジャースプーンのほうでは、主人公は「ぼく」としか書かれていなかったし、幼なじみのヒロインも、「ふみちゃん」としか書かれていなかったので、本名は分からずじまいでした。
 なんかふみちゃんの容姿にこの子似てるなぁ、とは思ったんですが、ネットでレビュー読んでたら、まさかの本人だったという! Σ(゚Δ゚!)))
 当時10歳だった「ぼく」と「ふみちゃん」ですが、、、
 5年が経ち、まさかの付き合ってる・・・!
 というか、あの仲むつまじいカップルが、「ぼく」と「ふみちゃん」だったなんて・・・!!🎉キラキラ
 そしてあのふみちゃんが元気になった・・・!!
 ウィキペディアによると、「ふみちゃんと思われうる」と書いてあったので、明言はされていないみたいで、ファンの方が気付いたのかなぁ(´ω`)?
 
 
 まだ読んでいない他の作品からも主要人物が出てきているそうで、また、他の作品にも高校時代の「ぼく」と「ふみちゃん」が出てきているそうで。
 辻村ワールド、面白い!乙女のトキメキ
 もっといろんな作品も読んでいきたいですね(* ▽ *)!!
 
 
 
 

 

 

 

 

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