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一言で言うと、「安いチェーン店から高級料理店まで巡って評価を付ける仕事をしているヒロインが、そこで起こったブラックな感じを暴いていく物語」ですね!
まず、どの食事シーンも、料理が美味しそうだと思いました。
原宏一さん、初めて読む方でしたが、そういう評価も高い方だそうで。他の作品のタイトルとか表紙をざっと見てみると、ほとんどが料理関係でした(つΔ・)
ご飯を美味しく書き表せる人、純粋に憧れます。
私は味覚音痴なほうではないけれど、言葉で表すのは難しいなぁ。食レポとか料理のレビューとか向いていないw
そして、美味しさや食の知識だけでなく、この作品は、幅広い知識も得られるなと思いました。
専門的なことってほどのことではないんですが、ちょっとした、知っていて損はないような知識。
そういうのを広く浅く知ることができて、私は知識欲が飢えていたんだと気付かされました。
学校を卒業しちゃうと、なかなか知識欲を満たす機会があまりないもんなぁ~。
「本」って、元々はそういうものですよね。
あと、章ごとに主要人物がひとりずつ増えていく形が面白いと思いました。
「2」のほうはまだ連載中ですが、書籍化されたら読んでみたいと思います!