・扁平足や甲が高くて心配な方
・裸足で運動することが少ない
・歩き方が不安定(つまずいたり、ドンくさそうな走り方)
・O脚、X脚
・姿勢が悪い(姿勢が心配)
・よく転ぶ、よくぶつかる、
・運動神経を良くしたい
・弱視など目のトラブルがある
・歩いていると頭がグラグラする
書いていたらキリがなさそうなのでこれくらいにしておきます
目まぐるしいスピードで能力を発達させていく赤ちゃん。6ヶ月でおすわりを覚え、9ヶ月でハイハイ、12ヶ月で歩くまで発達します。おおよその時期を同じくして本能的に発達していきますが、実はその発達には赤ちゃんの興味と、興味を惹く環境に依存しているんです。つかまる場所多い現代の家庭環境では、ハイハイやおすわりをする前につかまり立ちをしてしまう子さえいます。
親の愛も含めたその環境に、赤ちゃんは本能的に興味を惹かれ何度も挑戦し能力を獲得していきます。
☆2足歩行初期段階(1歳から5歳まで)に特に必要な地面の環境
歩くことを覚えた赤ちゃんは、ジャンプ、走る、など次の能力を覚えていきます。足の裏だけで接地するようになってから先は、足の裏センサーがとっても大事になってきます。足は脳からも目からも遠く、認識するのが難しい部位なので足の裏から伝わる地面の情報がとても大事になってきます。足の裏からどんな情報をもらているのか?それはテクスチャー(硬さ、摩擦力、凹凸など)と呼ばれている地面の質感です。なぜなら、それを間違えると転倒のリスクが高いからです。靴下を常に履いている子は常に滑るので摩擦力を感じられずに、恐る恐る歩きます。緊張は伸展を足趾は浮き地面を感じなくなっていきます。足裏に常に緊張感を持ち歩くというわけです。
現代の社会は極端に凹凸が無くなり整地されています。凹凸のない地面は姿勢の反応を鈍くしていきます。傾きに合わせて、姿勢制御をするという難しいことをしなくて済みます。人間は楽できるとこはサボる修正を持っているためです。硬さは地面からもらう床半力によって感じます。柔らかすぎるマットの上は、転倒に対し安全かもしれませんが、とっても歩きにくい状況になってしまいます。反発がありすぎるのも脅威になります。突き上げの力が増えてしまうので、クッション性を重視した歩行の癖がついてしまいます。低反発のベットは寝返りを打てない患者様の褥瘡を予防しますが、寝返りができなくなるためしばしば腰痛の原因になったりします。
硬さ、摩擦力、凹凸のどれを見ても足の裏から情報をキャッチすることがとても重要なんです