とある人からの要望もあり
これからちょいちょいと痛みについて
一般的に言われていること、私が思っていることを書いていこうと思います
今回のテーマは
『椎間板ヘルニア(腰椎)』
です
ヘルニアって言葉は「はみ出す」みたいな意味です
難しく言うと「本来あるべき場所から逸脱する」(笑
脱腸も鼠径ヘルニアって言われますよね
椎間板ヘルニアは椎間板がヘルニアしている状態です
椎間板自体は加齢とともに水分を失い
硬くなっていきます
椎間板の前側に圧がかかった時、後ろにゼリーのように飛び出るのが
椎間板ヘルニアです
好発年齢は10代=30代前半と言われております
それ以降は硬くなって飛び出ません
硬くなって圧力がかかるとつぶれます(圧迫骨折)
お医者さんたちの診断基準もあります
腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン策定委員会提唱の診断基準
腰・下肢痛を有する(主に片側,ないしは片側優位)
安静時にも症状を有する
SLRテストは70°以下陽性(ただし高齢者では絶対条件ではない)
MRlなど画像所見で椎間板の突出がみられ,脊柱管狭窄所見を合併していない
症状と画像所見とが一致する
となっています
難しいので簡単にすると
1どっちかの足のが症状がひどい
2安静時も症状がある
3仰向けに寝て膝を伸ばしたまま足を上げれない
4画像で確認できる
5症状とレントゲン(MRI)が一致する
こんな感じです
さてここからは私的な意見を・・・
ヘルニアと診断される人の多くが30代以降です
好発年齢とかなりのズレています
ヘルニアの主症状はどっちかの足がしびれたり痛くなったりすることです
決して腰痛が主症状ではありません
整形外科学会のガイドラインでも腰痛のうち器質的な疾患(ヘルニアとか分離症とか物理的な問題)は全体の2割ほどと言われています
腰痛でヘルニアと言われてる方・・・
たくさんいます
もしかしたら、ヘルニア以外の原因で痛みが起きてる可能性・・・
結構あると思います
運動器(骨とか靭帯とか腱とか筋肉とか・・・)が関係している痛みって
ほとんどが動き方のせいで発生します
動き方を選択しているのは自分の脳みそです
完治を目指すなら
脳みそにアタックしないといけないですね
ここからはWiseで指導している分野
なんで間違った動きを選択しなくちゃいけなかったのか?
何事にも原因はあります
それが、昔の傷跡や怪我せいだったり
鼻炎のせいだったり
なんだかんだで動きが変わってしまいます
我々の脳は日々更新中なんです
そしたら再度良い感じに更新してもらいましょ
ヘルニアだって完治できるさ
