ピースボート新潟県中越沖地震救援プロジェクト -4ページ目

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7月21日夕食野菜の煮物

夕食は野菜の煮物でした。おにぎりなどが近くで提供されたこともあり、今日は温かい煮物をおかずに「ほっとひと息」ついた夕食でした。

7月21日(土) スタッフ現地報告

ピースボートスタッフ・森岡亮二の現地報告

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現地のライフライン状況は、電気が通りましたが、依然として水道、ガスは通っていません。水道は近く復旧する見込みですが、ガスは復旧のメドが立っていません。

ガスが通らないことで、倒壊していない住宅でも入浴が困難な状況です。特に夏場ということで被災者の方々に入浴できないストレスがたまることが不安です。また、夜間に仮設の入浴施設があるのは被災地で一箇所だけなので、昼間勤めに出ている方々は1時間以上、入浴待ちをしていることもあります。

また、電気、水道が通り、自宅へ戻る方々が増えると、公には被災者数は少なく数えられ、ボランティアが撤退する可能性がありますが、ガスが通らないことで「食事だけは避難所で」という方が増えるので、食事の提供は今以上に現地で求められるでしょう。

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*森岡亮二（モリオカリョウジ）29才

2004年に発生した新潟県中越地震では、ピースボートが小千谷市を中心に炊き出し活動を行ったプロジェクトリーダーを勤めた。この度の中越沖地震では7月18日から先遣隊として現地入りし、現在も救援活動を行っている。
　

7月21日（土）第二陣が出発

本日（7月21日）8:30、東京から炊き出し部隊の第二陣が出発しました。メンバーは以下の通りです。

向坂英明
澤田克史　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
池上沙弥香
中道智美
クレイグ・メイソン・ジョーンズ（南アフリカ）
ミャンマー（ビルマ）人ボランティア　　　　　　

また、避難所など非常に暑いという現地状況から今回は「かき氷機」を、かっぱ橋の藤田道具さんから無償でお借りし、合流させることになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

7月20日夕食高菜、枝豆のご飯

夕食は高菜と枝豆のまぜご飯を選べるよう提供しました。

現地では今日から雨が降り始め、3日ほど続くとの予報です。

7月20日(金) 昼食そうめん

避難所の中は気温が高いので、炊き出し1食目は約250食の冷たいそうめんを提供しました。

避難所で生活を送る年配の方からは「のどを通りにくいご飯ものが毎日続くのでとてもおいしかった」という声をいただいたので、これからは、麺類やおかゆなども提供していく予定です。

街頭募金開始

全国に10ヶ所あるピースボートセンターでは、救援支援に必要な基金を集めるための街頭募金を行っています。

7月19日(木)から開始したピースボートセンターは、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5ヶ所。今後も2～3週間、各地で募金活動を実施します。

写真は札幌、東京での街頭募金での様子です。

震災から2日後（7月18日）に現地入りしたピースボートスタッフ・山本隆の現地報告
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道路などインフラの復興は急ピッチで進んでいるが、ライフラインは依然復旧していない。それと同時に、この地震は夏場に起こったということで避難所での生活は「暑い」という気候面だけでなくさまざまなストレスを被災者の方々は感じているだろう。そのためにも、暖かい食事以外に、冷たい食事などの提供も行っていきたい。