睡眠不足は肥満の原因
日本人は世界的に見ても夜更かしが大好きな民族と言われます。しかし、体重を気にしている人は睡眠時間に気をつけた方が良いかもしれません。
睡眠不足と体重増加
女性の方は夜横になっても眠れないからといって、このことを考えないようにした方が良いでしょう。睡眠に問題を抱えると言うことは、体重が増えやすくなることを意味します。
まるで単純に歳を取ることすら大変であるだけでなく、新しい研究は中高年の女性で睡眠に問題を抱えている人(寝付きが悪い、寝ても直ぐに目が覚めるなど)は、よく眠れる同年代の女性と比べて太りやすい可能性があることを示しています。
これまで数多くの研究が、子供や成人にとって睡眠不足が良く休めている人よりも太りやすくなることを発見していますが、それらの多くはある特定の時点だけで評価しているだけであり、睡眠不足と肥満のどちらが最初に起こったのかを知ることは困難でした。
また、いくつかの研究では被験者を長期間追跡調査しましたが、それらは睡眠不足が太ることと関わりがあるかについて異なった結果となっていました。
今回、the International Journal of Obesity誌に発表された新しい研究は、睡眠障害が体重増加と関係があるとする証拠を強化しました。今回のケースでは、研究デザインは一部の被験者において睡眠障害が相当な体重増加よりも前に起こることを研究者に示しました。
話が長くなってきたので続きは次回に。
夜更かしの日常化と肥満
日本でもメタボリック症候群は増加しており、肥満対策が健康面における一つの課題となっていますが、これも以前と比べて夜更かしが当たり前になった社会環境によるものかもしれません。24時間いつでも食べ物が手に入り、退屈な時間を潰す手段はいくらでもあります。
こういった生活スタイルの蔓延が、肥満の増加につながっているのかもしれませんね。
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それではまた。