笑いは最善の治療法なり

「笑う門には福来たる」日本人であれば一度は耳にしたことがあることわざでしょう。
実は、これは医療の分野にも通じるものであるようです。


ねこへび笑いが病気を治す

ユーモアが人間味をもたらし、病院治療に関わる緊張や不安を和らげてくれる、とカナダの研究者は述べています。

彼らは緩和ケアや集中ケア病棟におけるユーモアの価値を研究し、それが患者と医療従事者双方に効果をもたらすことを発見しました。

「要するに、緩和ケアにおける研究は、ユーモアが満ち足りた生活を毎日送る上で大きな割合を占めていると言うことを明らかにしました。」とカナダのマニトバ大学ルツ・ディーン氏は述べています。

彼女は生活の質(QoL:Quality Of Life)と人間の関係が、致命的な病気の治療において最も重要な部分を占めると付け加えています。

研究者たちは、緩和ケア、集中ケアに収容されている患者およびその家族・医療スタッフへのインタビューや観察にほぼ300時間を費やしました。

「ユーモアのある医療スタッフは攻撃的ではなく愉快であり、患者が感じる屈辱や汚名のような感覚を取り去ってくれます。」と彼女は説明します。

不治の病にかかった人が収容されている緩和ケア病棟では、他の病棟よりも笑いが少ないと言うことに気づいた後、病院内でのユーモアの役割について興味を持つようになりました。

患者が発するジョークや洒落の効いた意見は、医療スタッフに対し、ユーモアの下に存在し、その患者が持つ不安や関心事について手がかりを与えてくれます。

また、ユーモアは医療スタッフチームの中に、大学生の仲間同士のような関係を構築するのを手助けしてくれました。

「医療スタッフが互いにジョークを言い合う時、それは緊張を和らげるのを助けてくれます。」とディーン氏は述べています。さらに、この発見は病院治療におけるガイドラインの策定や戦略を作り上げる上で重要だと付け加えています。



 

ブーケ1人間は繊細

笑いがあるだけで人間の調子は大きく変わると言うことは、古来より知られてきたのではないでしょうか。「笑う門には福来たる」も、何となくこれを連想させます。
いずれにしても、笑いのある生活を送る方が楽しいですし、それで体も元気になるのなら、是非笑いを積極的に取り入れた生活を送りたいものですね。

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それではまた。



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