ヘルペスウイルスでガンを撃退する

ヘルペスウイルスは人間にとってごく普通に接する機会のあるウイルスですが、これがガン細胞を撃退してくれるとしたら、新しいウイルスとの共存の道が見えてくるのではないでしょうか。

ねこへびヘルペスウイルス対ガン細胞

ヘルペスウイルスの原因となるウイルスの変異種が、直腸・結腸および肝臓ガンの細胞をねらい打ちにする最初の期待を示しています。

この技術は、特定のガン細胞の中でのみ成長するように(そしてその過程でその細胞を破壊するように)デザインされたヘルペスウイルスを利用します。研究者はそのウイルスは健康な組織にとっては安全であると述べています。

これは、7月7日にスイスで行われた学会で発表されたばかりのものです。

「このウイルスは健康で普通の細胞の中では複写されません(つまり、ウイルスは健康な細胞の中では増えない)。そのため、私たちの期待は、これが体の他の部分に副作用をもたらすことなくガン細胞と戦ってくれる事です。」と、メディジェネ社のアクセル・メシェダー副社長はコメントしています(メディジェネ社はドイツのミュンヘンに本社を構えるバイオ企業の一つです)。

メシェダー氏は安全性とその効き目について報告し、6ヶ月に及ぶこのウイルスによる治療により、肝臓内の腫瘍が縮小した事例について説明しています。

なお、この研究については、アメリカの7つの先進企業が参加する予定となっており、今後さらなる研究成果の報告が待たれるところです。



リンゴ実用化はまだ先

この技術が確立されれば、人類はまた一つガンとの闘いに勝利する事になるでしょう。しかし、やはりウイルスを意図的に体内に投与することは、突然変異によるリスクなどが懸念されるところです。今後より研究が進んで、このような懸念が払拭される事が期待されます。

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それではまた。

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