20年ほど前のサッカー日本代表は、
タイとかに余裕で負けるぐらい弱かった。
「日本人にサッカーなんて出来るのか?」
と南米ではかなり見くびられていたそうだ。

それも今では、アウェイの地でw杯ベスト16に入る程強くなり、海外勢だけで日本代表が構成されるような時代だ。



海外への挑戦は、日本代表の強化に相当な影響を与えただろう。
日本人のサッカー海外挑戦について考えたいと思う。





私が思うに、外国で成功する為の条件で、
「クレバーさ」と「語学力」が挙げられるように思う。


日本人サッカー選手で、海外でセンセーショナルを巻き起こしたパイオニアと言えば、中田英寿だろう。

中田は海外挑戦を見据えて、高校時代からイタリア語を学んでいたという。

中田は非常にロジカルな考え方を持っていて、シュート1つにしても、突き詰めて考えた結果、インステップは使わなかったらしい。

理由は単純で、精度が落ちるから。


インステップを蹴る理由が、「強いシュートを打つため」なら、インサイドで強いシュートを打てればいいのではないか?


と考えたそうだ。
(実際インステップでシュートをほとんど蹴っていない。)

そこには明確な戦略がある。

ただサッカーが上手いだけでは通用せず、
こういったクレバーさは必要なんだろう。



また、数々の海外挑戦をする選手を見るに、
「言葉の壁」というのは想像以上に大きいように思える。



jリーグ の助っ人外国人のような、
前線にいてボールを受けたら個人技で決定的な仕事をしてしまうような選手ならともかく、
(アフリカ系の選手はこういうタイプが多いイメージ)
理解しなければいけないことが山積みななか、
通訳を介すると、どうしても誤差が生まれるように思う。



それは逆でも同じで、日本代表の監督が外国人だったとき、その成功の鍵は通訳にあったように思う。

フィリップトルシエが監督の時も、
通訳のダバディー氏が非常に優秀だったことが成功につながっているのではないだろうか。




要するに、久保建英には成功の条件が整いまくっている。






↓以下関連記事


久保建英と安部裕葵も教訓にすべき宇佐美と井手口のキャリア。海外移籍の成否に影響する「損切り」の増加【英国人の視点】


大きな話題となった久保建英と安部裕葵だけでなく、今夏は多くのJリーガーが欧州クラブへ移籍した。一方で、かつて欧州へと旅立っていった宇佐美貴史と井手口陽介は、ガンバ大阪へと復帰している。彼らが欧州で歩んだキャリアと、近年の欧州市場のリスクを考察する。(文:ショーン・キャロル)




https://www.footballchannel.jp/2019/08/17/post334509/