生育期前半は雨が少なく、田んぼの水に四苦八苦しましたが、ブドウは健康に推移しました。
梅雨時期はそれなりに降りました。７月の降水量は平年の２倍以上。でも乗り切れた。
梅雨明け後はお盆まで猛暑が続き、デラウエアなどの早生品種はしっかり熟しました。
今年の特徴は雨ばかりの９月・・・キノコには良かったようです（笑）
これで10月前半収穫のブドウはかなりダメージを受けました。
甲州やベイリーAなどの作りやすい品種は水を含んで豊作になったのですが、
ヴィニフェラ系のものは玉割れが増えて、日向では特に苦しい収穫となりました。
転じて10月は好天。洗馬はいい感じに熟しましたが、最後に霜が降りて、
萎れたブドウで熟度抜群！だけどかなりの低収量という嬉し悲しの結果でした。
総じて、デラウエア、甲州、ベイリーAなどの品種は豊作良年。
ヴィニフェラは難しい年になったという印象です。
収量は2014年より２割減となりました。
ついでに、お米も収量が少なめ、質的には良年という感じでした。
そして今年最大の変化は鶏さんを飼い始めたこと。
有畜複合経営へ、やっと一歩を踏み出すことができました。
ブドウばかりつくっていても、農家として、つまらないですからね！
それでは、みなさま、良いお年をお迎えください
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小山田幸紀