先日、夫の浮気が発覚し、腹をたてた50代の専業主婦より、離婚したいが年金はどうなるかとの問い合わせがあった。

「そんなことくらいで離婚しないほうがいいですよ」というと、「なんで!?こんな男と1日たりとも一緒にいたくない」と怒りをあらわにした。「経済的にたいへんです」と答えた。大きな資産があるならともかくまず中高年の女性にとって、生活をたてるだけの働く場所がない、別れた途端、今まで払わなくても良かった国民年金の保険料、国民健康保険料を払うことになる、収入によっては住民税も発生する、世の中甘くない。

どうしても離婚したいというなら、平成20年4月まで待って。婚姻期間の分の厚生年金部分の半分をもらえる(双方が厚生年金の被保険者なら19年4月),でも半分もらってもせいぜい10万円にもならないかも、生活できる金額ではないですよ」と言った。

私見だが、自分が前に進むために、一過性とわりきるしかない、相手を責めても何も生まれない、自分にも因がなかったか、旦那に感謝の気持ちはあったか、この機会にみつめ、その上でよく話し合い、今まで頑張ってきたのだから、老後をステキにすごすため何か気分転換するのもいいかもしれない。