そこはオレンジの電灯が薄暗い、静まり返った、ただの道!!!
こ、これが?メインバザール? まさかねぇ???
三人で顔を見合わせ考える。まばらに歩くインド人にパハールガンジどこですかって聞いてみた。
合計4人いる僕達、それぞれ一人づつ聞いてみた、みんなの情報を聞いた結果4人中2人が同じ方向を教え
てもらい、のこり2人はそれぞれ違う道を指された。。。。。この煮え切らないモヤモヤとした、なぞなぞ
のような結果に皆、戸惑った。

20代前半、無精ひげ、身長は180位のデカイやつ、
ちなみに僕は170。
オドオドした感じで背中を丸めて話しかけてきた。
”に、日本人の方ですか?”
ええまぁそうです。
”実はぁ初めてのインドで今ぁメインバザールに行きたいんですけど、どうやっていきますか?”
内心嫌だなと思いつつ、、バスで行きます、、と言うや否や
”一緒について行っていいですか?”
内心嫌です。と言いたい気持ちを抑え。まぁいいですけど、、
すると彼の後ろから4~5人の日本人が出て湧いた。
話を聞くと、みんな初インド、空港内の銀行前で
それぞれが不安で集まったらしい。
そして一番旅慣れていそうに見えた僕に話しかけよう
ということになったらしい。
俺も初インドだよ、しかも海外も初めて。
その言葉にみんなは絶句。
みんな曰く、僕の容姿が旅慣れて堂々とした感じであったらしい。
なんて事だ、、俺は一人旅が一人でしたいんだって思ってたのに
初っ端からこの人との関わり、、、、
いや、気にしていてもしょうがない、これも出会いだ。
悲しい思いを心の内にしまいこんで、
僕、バスで行きますから、といって歩き出した。
税関をスルーすると手すり越しに黒山の人だかり。
インド人ですから更に黒い、しかも目はギラギラと大半の方が
血走っておりました。
なんじゃこりゃぁと、、すべてのインド人がまず
悪い人に見えてなりませんwww
容姿は意外にも?カジュアルな人が多く、あとは襟なしのスタンドカラーシャツ。白やらベージュやらオレンジやら、
日本で見る集団というのは黒っぽい感じの服装が多いがインドでは
結構カラフルな感じです。
とくに女性のサリーやパンジャビはカラフルで雰囲気はいいです。
そんな眺めの中後ろを振り返ると、まるで観光旅行のように
僕の後ろを先ほどあった、日本人たちがついてきました。
空港出口は更に混雑していて、いろんな種類の方々が、、、
特にTAXIドライバーの客引きメインで何処行くどこ行くって
しつこく声をかけてきます。
後ろのみんなはそれに翻弄され
一人のドライバーに連れて行かれそうでした。
あぁ面倒だと思いつつも彼らの中に割って入り
ゴチャゴチャしゃべるインド人を背に
バスで行かんのか?タクシーで行くんかと聞いてみると
3人はタクシーでもいいと他の3人はバスがいいけど
何処で乗るかわからんと
はいはいわかりました、
バス希望の三人に、おそらくあっちだから近くの人に聞いてみよう
と言って
話を手短に終わらせる。
グダグダと立ち話をするのは危険である。こうしているうちに
僕たちの周りには、
こいつらどうする、こいつらどうする、、、、
と、ハイエナTAXIドライバー達が僕たちの行動をうかがって
30人ほどの群集となっていた。
バス乗り場は目の前である。
しかし無秩序に流れゆく人、車、人、車、野良犬。
信号も何もなく、あってもだれも守らない。何がどこのあるのか、
空ももう薄暗く判別不可能、
確かに客引きに流される気持ちもわからんでもないが、、、
(現在はもう少し整備されています。)
とにかくバス停と思しき場所の近くで聞く人を探す、
仏頂面の警察官に尋ねる、
ローカルバスでパハールガンジまで行きたいのですがバス停はどこですか?
”おぉそうか、ローカルで行くんか、お前は何人だ?”
日本人です。
”おぉそうか、バス停はな、そこの右手で待ってれば青いバスが来るからそれに乗ればOK。”
チケットはどこで買いますか?
”ノープロブレム、ノープロブレム、中で買えるから、、、”
ありがとう、仏頂面の警察官、親切な対応でバス停へ。
バスを待ってる間、先ほどの3人との立ち話となった。
一人は当時28でヨーロッパとモロッコ、トルコの旅経験のある、
JUNさん
二人目当時22歳のタイで先輩の仕事の手伝いをしてた
タカシ
三人目当時27で南米旅行経験者
エスカル(日本人です)
結局みんな初インドでありながら僕より経験豊富。しかしそれが仇?
インドに対して想像以上の悪い噂を耳にしていたそうです。
バスが来た。もう辺りは暗くなっていた、バスの床は木で窓、シートはかろうじてついてる感じであった。
走り出してしばらくするとチケット売りが回ってきた。
行き先を告げてお金を払う。
幹線道路に出ると一気にスピードを上げた、夜風が気持ちいい。
街灯は薄暗いオレンジ、ポツポツと歩く人たちを尻目にバスは
どんどんスピードを上げる、何もかもが大きく開放感に満ちていた、
初インドの興奮が叫び声に変わっていた、周りのインド人は何事かと僕を見るやつもいれば
特に気にしないやつも。
他の3人もつられてハイタッチ!!
インドだよインド!たまんないこの開放感。
ベタだけど僕にとっては夢にまで見たインド、
このときの自身の感覚は今でも忘れない、一生忘れない、
空港をでてわずか数十分 僕はこの地に来た事を
間違ってはいなかったと、百聞は一見に如かず
全身鳥肌のナチュラルハイであった。
頭の天辺から足の爪先までビリビリと
しかし
心地よく、重い荷物も忘れるくらい体が軽かった。
それでいて冷静であった、この感覚は何だろう、
もう一人の自分がいた。
飛行機の中では大抵、ビールを飲む。
どんな格安チケットを買おうが機内に入ってしまえばエコノミークラスの中ではみな平等である。
タダ酒を飲まない手はない。
地上で飲むより酔いも早いが初インドのテンションにはもろともせず
とりあえず、2本のビールを手に到着のシュミレーション。
初インドの初仕事は空港での両替、空港からパハールガンジ、宿探し。
とはいっても雑貨屋時代の先輩から情報は収集済みで
空港出口正面の緑だか青の国営バスに乗り、パハールガンジ、
ニューデリー駅を背に左側奥のアジャイGHに向かう予定でいた。
時間つぶしにと、友達にもらった古くボロボロの地球の歩き方でアジャイGHの位置を確認。
特にやることもなく寝た。
静かな着陸。
緑の生え方が明らかに異国の雰囲気で異様な存在感を感じた。
デリーに夕方着の便であった。
深夜着であれば朝を待ち行動だが銀行もあいているのでさて、両替。
レートは悪い方なので50ドルを両替、
さらに500Rs札は貧乏パッカーには使いずらいとの情報も事前に聞かされていたので100Rs札をくれと、支持。
受け取った札をカウンターの前で数えOK両替終了。
さてさていざ出陣!!
という気持ちで出口に向かおうとする僕に
一人の日本人が話しかけてきた。