昔からアイドルが好きということに何かしらの落ち目を感じていた僕。
中学生の頃、今からは5年ほどの前の話ですが、
当時僕はAKB48が好きでした。
友達に誘われ握手会に行ったり、ライブビューイングを映画館で観たりと、なかなか充実したオタクライフを送っていた。
まあ、オタクというにはニワカ過ぎたかもしれないがそれなりに楽しくやっていた。
ただ、一つ嫌なことがあった。
それはおじいちゃんの家でおこった出来事。
おじいちゃんと叔父さんの家族と僕の家族で談笑する中、ふと僕の父が口を開いた。
「あ、そういえば、こいつねぇAKBが好きなんですよー笑」
叔父さん「へぇー、そうなんだ。○○君は誰が好きなんだい?僕は大島優子くらいしか知らんけどねぇーハッハッハ」
僕「あ、そうですねぇ、柏木由紀ですかねぇ グヘヘへ」
みたいな感じのやりとりがあったんですが、これがとてつもなく嫌だった。
なんだろう、AKBが好きということに胸を張ることが出来ず、
そのAKBが好きという事を軽くネタにされて笑われたのが嫌だったのだろうか?
それから時間が経ち、僕は次第にAKBに興味が無くなっていった。
柏木由紀、手越祐也の熱愛スクープが出ても、僕の心は全く痛まなかった。
僕はアイドルが好きという負い目から逃れたかに見えた。
しかし、人は過ちを繰り返す。
僕は乃木坂が好きになってしまったのだ。
まさに「気づいたら片思い」だった。
そして乃木坂が好きな事はもちろん公言していない。
乃木坂は好きだが乃木坂を好きな自分は嫌いなのだ。
ただ、Twitterを開くと無性に呟きたくなる。
7月1日に神宮球場のライブに行くこと。
乃木恋はクソゲーだがやっていること。
乃木坂の曲を聴くと、誰のパートか声でだいたいわかるようになったこと。
心が叫びたがっているのだ。
今話したい誰かがいるのだ。
ただ、中学生の頃の苦い思い出、馬鹿にされる恐怖はやはりある。
カミングアウトするべきか?しないべきか?
葛藤は続く。
アリーヴェデルチ