[映画批評]「ノーマンズランド」
My favorite movie
一言で言えば
何も変わらないし、何も変えれない。(劇中談)
ノー・マンズ・ランド [DVD]/ブランコ・ジュリッチ,レネ・ビトラヤツ

¥4,935
2001年(ボスニア)
監督
ダニス・タノヴィッチ
主演
ブランコ・ジュリッチ
フィリプ・ショヴァゴヴィッチ
カトリン・カートリッジ
(2010年9月25日DVDにて再鑑賞)
こんな映画
『ノー・マンズ・ランド』(No Man's Land)は、2001年公開のボスニア紛争(1992年 - 1995年)を題材にした反戦映画。
俳優は広くヨーロッパから選ばれている。
ストーリーウィキペディアより抜粋
霧の夜、ボスニア軍前線に赴いた交代要員8人は無人地帯(ノー・マンズ・ランド)のセルビア軍前線寄りに迷い込んだ末、夜明けとともにセルビア側からの一斉射撃を受ける。
そのうちの2人、チキとツェラは両軍中間にある無人の塹壕付近まで逃げるものの戦車砲で吹き飛ばされる。
その一人、肩を撃たれたチキは塹壕の中で意識を取り戻し銃を拾って帰り道を探すが、そこへボスニア側の意図を探りに2人のセルビア兵がやってくる。
評論(ネタばれ注意)
本作は、小生が好きな映画を10本挙げろと言われたら間違いなく挙げる一本である。
無職のため時間のある小生は、また見てみようと思った次第である。
本作は、戦場の中間地点にある塹壕で生きていたセルビア兵の一人の背中に仕掛けられた地雷を除去しようとして、それを取り巻く人間模様を描くブラックユーモアな反戦映画である。
そこに国連軍が加わり、はては報道陣までも加わり、事態は好転するように思われたのであるが・・・。
この映画には、4つの名台詞がある。
見ているだけの国連防護軍の軍曹が、報道キャスターに対して言う本心。
「ただ見ているだけは、殺しているのと同じだ!」
主人公が、銃を持ち戦争をどっちが仕掛けたかという言い争いをし、相手から仕掛けたと銃を突きつけて言わせるシーン。
「俺は銃を持っている。」
主人公が報道陣に対して吐く台詞。
「お前らも同罪だ!ハイエナみたいにたかりやがって、そんなに儲けたいか?」
最後、どうすることも出来ない状態で国連軍上官が言う台詞。
「何も変わらない。何も変えることもできない。」
こんな名台詞が劇中登場する。
この映画が訴えかけてくるのは間違いなく反戦である。
しかし、反戦以外にもこの世の不条理をも訴えかけてくる。
戦場という不条理。
終わりなき民族紛争。
形だけの国連。
商業目的の報道。
まるでそれらを凝縮したかのような、すばらしい傑作であると小生は感じている。
しかし、重くなりそうな要素を敢えて風刺風味で加えてあるのが功を奏している。
どこか面白いけど、どこか笑えない。
そんなこの映画は是非一度見て頂きたい作品である。
この映画の監督は実際にこのボスニア紛争の経験者であるとのこと。
DVD収録の特典映像でのインタビューは必聴である。
最後に英語字幕ですがトレイラーをどうぞ。
一言で言えば
何も変わらないし、何も変えれない。(劇中談)
ノー・マンズ・ランド [DVD]/ブランコ・ジュリッチ,レネ・ビトラヤツ

¥4,935
2001年(ボスニア)
監督
ダニス・タノヴィッチ
主演
ブランコ・ジュリッチ
フィリプ・ショヴァゴヴィッチ
カトリン・カートリッジ
(2010年9月25日DVDにて再鑑賞)
こんな映画
『ノー・マンズ・ランド』(No Man's Land)は、2001年公開のボスニア紛争(1992年 - 1995年)を題材にした反戦映画。
俳優は広くヨーロッパから選ばれている。
ストーリーウィキペディアより抜粋
霧の夜、ボスニア軍前線に赴いた交代要員8人は無人地帯(ノー・マンズ・ランド)のセルビア軍前線寄りに迷い込んだ末、夜明けとともにセルビア側からの一斉射撃を受ける。
そのうちの2人、チキとツェラは両軍中間にある無人の塹壕付近まで逃げるものの戦車砲で吹き飛ばされる。
その一人、肩を撃たれたチキは塹壕の中で意識を取り戻し銃を拾って帰り道を探すが、そこへボスニア側の意図を探りに2人のセルビア兵がやってくる。
評論(ネタばれ注意)
本作は、小生が好きな映画を10本挙げろと言われたら間違いなく挙げる一本である。
無職のため時間のある小生は、また見てみようと思った次第である。
本作は、戦場の中間地点にある塹壕で生きていたセルビア兵の一人の背中に仕掛けられた地雷を除去しようとして、それを取り巻く人間模様を描くブラックユーモアな反戦映画である。
そこに国連軍が加わり、はては報道陣までも加わり、事態は好転するように思われたのであるが・・・。
この映画には、4つの名台詞がある。
見ているだけの国連防護軍の軍曹が、報道キャスターに対して言う本心。
「ただ見ているだけは、殺しているのと同じだ!」
主人公が、銃を持ち戦争をどっちが仕掛けたかという言い争いをし、相手から仕掛けたと銃を突きつけて言わせるシーン。
「俺は銃を持っている。」
主人公が報道陣に対して吐く台詞。
「お前らも同罪だ!ハイエナみたいにたかりやがって、そんなに儲けたいか?」
最後、どうすることも出来ない状態で国連軍上官が言う台詞。
「何も変わらない。何も変えることもできない。」
こんな名台詞が劇中登場する。
この映画が訴えかけてくるのは間違いなく反戦である。
しかし、反戦以外にもこの世の不条理をも訴えかけてくる。
戦場という不条理。
終わりなき民族紛争。
形だけの国連。
商業目的の報道。
まるでそれらを凝縮したかのような、すばらしい傑作であると小生は感じている。
しかし、重くなりそうな要素を敢えて風刺風味で加えてあるのが功を奏している。
どこか面白いけど、どこか笑えない。
そんなこの映画は是非一度見て頂きたい作品である。
この映画の監督は実際にこのボスニア紛争の経験者であるとのこと。
DVD収録の特典映像でのインタビューは必聴である。
最後に英語字幕ですがトレイラーをどうぞ。