映画批評「イングロリアスバスターズ」 | RAW CARESSな日々2nd

映画批評「イングロリアスバスターズ」

一言で言うと
タランティーノの悪ノリなのに、快作!?

イングロリアス・バスターズ [DVD]/ブラッド・ピット,メラニー・ロラン,マイク・マイヤーズ

¥3,990
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得点75点

監督
クエンティン・タランティーノ
出演者
ブラッド・ピット
ダイアン・クルーガー
クリストフ・ヴァルツ
メラニー・ロラン

(2010年6月27日DVDにて鑑賞)

こんな映画
タラちゃんことクゥエンティン・タランティーノ監督による、ブラックジョーク満載の第二次大戦時のフランスを舞台にした。戦争ブラックコメディ。
アカデミー助演男優賞等受賞作。

ストーリー(ウィキペディアより抜粋)
1941年第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下のフランス。

家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナは、「ユダヤ・ハンター」の異名をとるナチス親衛隊SSのランダ大佐の追跡を逃れる。

一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉率いるアメリカの秘密特殊部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげ、レインの先祖のアパッチ族に倣って頭皮を剥いでいた。

1944年映画館主となったショシャナは、パリでナチス首脳部の集まるドイツ国策映画特集の企画を組み、その裏で復讐の牙を剥く。

そして、バスターズもまたその劇場でのテロ作戦を練る。しかし、バスターズの作戦の情報を掴み、捕らえたランダはレインに密かにある取引を持ちかける。

評論(ネタバレ注意)

本作は、ナチスの高官たちを一網打尽にしようとする「プレミア作戦」にかかわる人物たちによる群像劇である。

タランティーノ映画と言えば、すぐ思いつくのはタランティーノ節とも言える畳み掛けるようなトークと、往年の名作へのパロディとリスペクト、それとブラックジョーク!

本作は、そのタランティーノが持つ色が一番よく出たのが本作であると言っても過言ではないはずである。

最初は、若干シリアスに描かれ、後半になるにつれ怒涛の勢いで笑わせてくれる。

本作は、パッケージだけを見ればブラピが主人公で、ナチスドイツと戦ってドンパちする映画かな?っと思ってみてしまい、タラちゃんの映画に耐性持っていない人には、さぞつらい映画でもあると思う。

そもそも劇場放映時の宣伝文句で、タラちゃんが「面白くなかったら、チケット代返します。」なんて言ってたけど、この映画は明らかに一般向けはしないし、実際には面白くないと感じた人も多いはず。

しかしながら、耐性がある方が見ればその出来の良さと、ナチス将校を演じたクリストフ・ヴァルツのネチッこい演技に魅了されるはずである。

たしかに、この演技でのアカデミー助演男優賞を受賞しているのは、うなずけさせる。

ただ結構グロい描写もあり、なんだかんだで突っ込みどころ満載である。
歴史観を無視していることに関しては、小生は肯定的に見てます。
むしろこれくらい派手にやってくれたほうが、心地がよい。