映画批評「人生に乾杯」 | RAW CARESSな日々2nd

映画批評「人生に乾杯」

人生に乾杯! [DVD]/エミル・ケレシュ,テリ・フェルディ

¥4,725
Amazon.co.jp


得点80点(良い)


2007年(ハンガリー)

監督 ガーボル・ロホニ
出演者 エミル・ケレシュ
    テリ・フェルディ

(2010年5月9日DVDにて鑑賞)

こんな映画
老夫婦が生活苦によって銀行強盗をしてしまい、逃避行しながらも愛を確かめあうロードムービー。


一言で言うと
ハンガリー警察は無能揃い!(映画といえ無能揃い)

ストーリー(ウィキペディアより抜粋)

1950年代後半の社会主義時代のハンガリーで、労働者階級出身のエミル(エミル・ケレシュ)と伯爵令嬢のヘディ(テリ・フェルディ)が恋に落ち、やがて結婚する。

数十年後、時代は変わり老夫婦となった二人は少ない年金で暮らし、そしてとうとう借金取りに大切なイヤリングをとられてしまう。

老人に冷たい社会に怒りを覚えたエミルは紳士的連続銀行強盗を開始し、妻のヘディと共に逃避行をする。

評論(ネタバレ注意)

銀行強盗をして逃避行するのだけど、なんとも見ていて微笑ましい老夫婦の姿が特徴的な映画である。

日本同様に老後の社会保障の不安を描きながらも、老夫婦の逃避行がなんとも微笑ましく描かれており、重くなりがちになりそうな内容を華やかにしていることに一役をかっていと思う。

映画は、逃避行する老夫婦とそれを追う元恋人同士の刑事の対比で描かれ、老夫婦は夫婦の絆を、元恋人同士の刑事は離れつつあう二人を対比のように見せているのだろうなと思う。

これらの要素と、どこかゆるい笑いと、ちょっとしたトリックもあってなかなか見ていて飽きさせないし、この老夫婦は意外と動きがいいことに劇中見ていて笑えてくる。

ただし、内容的にはけっこう粗が目立つ。

最後は肝となるところで首を傾げてしまう。
ん?それって死体が発見されないとバレるんじゃね?

最後はそれを補うように一つ「遺体の発見が困難で・・・」というような台詞が欲しかった。

でも、「君に読む物語」が好きな人にも見れる映画かと思います。
是非微笑ましい老夫婦の姿を見てみてください。
小生も年になったらこのようなジジィになれるかな?

最後にトレイラーをどうぞ。