映画批評「バーン・アフター・リーディング」
バーン・アフター・リーディング

得点65点(う~ん~)
2008年(米)
監督 イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン
主演出演者 ジョージ・クルーニー
フランシス・マクドーマンド
ブラッド・ピット
ジョン・マルコヴィッチ
ティルダ・スウィントン
(2010年2月27日DVDにて鑑賞)
こんな映画
稀代のクリエイター、コーエン兄弟による豪華俳優人競演で送る、クライムコメディの群像劇。
一言で言うと
不倫はいかんね。
ストーリー(ウィキペディアより抜粋)
アルコール依存症が原因でCIAを解雇されたアナリストのオズボーン・コックス。彼は失職後にCIAでの出来事を綴った回顧録の執筆を開始するが、ひょんなことからそのデータが入ったディスクをスポーツジムの職員であるチャド・フェルドハイマーとリンダ・リツキが手に入れる。
チャドとリンダは回顧録をCIAの機密情報と思い込み、オズボーンからディスクと引き換えに金をゆすり取ろうとする。しかし短気なオズボーンとの交渉は失敗に終わり、リンダはディスクをロシア大使館に持ち込む。更なる情報を求めてオズボーンの家に侵入するチャドだが、そこでオズボーンの妻ケイティと不倫関係にあった財務省連邦保安官ハリー・ファラーと遭遇してしまう。
評論(ネタバレ注意)
ちなみに、群像劇とは同じ時系列で、複数の登場人物の視点で描かれる作品のことを指す。
毎回独特なセンスが光るコーエン兄弟による演出は本作でも健在。その上、豪華俳優共演によるどこか笑えそうで笑えない微妙なラインをうまく演出している。
ただ、いまいちしっくりこない。
しっくりこないのは、物語の核となる出来事が序盤に演出されないため、予備知識のない者にとって中盤になって、登場人物の行動がいまいちよくわからない。中盤を過ぎてからやっとわかり始めるため、明らかに観客は置いてけぼりになる。
複雑怪奇の登場人物間の関係がさらに拍車をかけているため、頭で整理しないとますますわからなくなる。
たぶん、これがコーエン兄弟の罠なのかもしれないけど、なんだか感覚的に面白いな~って感じなかった。
途中、ジョージ・クルーニーが地下室で作っていた「ある物」が登場するのだが、あまりに下品であります。周りに家族がいたら確実にまわりは引きますね。ドン引け!
群像劇としてはしっかりと、成立しているためこれは合格点。
しかし、肝心な内容と言うといまいち感が否めない。微妙である。
最後に広告動画をどうぞ。

得点65点(う~ん~)
2008年(米)
監督 イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン
主演出演者 ジョージ・クルーニー
フランシス・マクドーマンド
ブラッド・ピット
ジョン・マルコヴィッチ
ティルダ・スウィントン
(2010年2月27日DVDにて鑑賞)
こんな映画
稀代のクリエイター、コーエン兄弟による豪華俳優人競演で送る、クライムコメディの群像劇。
一言で言うと
不倫はいかんね。
ストーリー(ウィキペディアより抜粋)
アルコール依存症が原因でCIAを解雇されたアナリストのオズボーン・コックス。彼は失職後にCIAでの出来事を綴った回顧録の執筆を開始するが、ひょんなことからそのデータが入ったディスクをスポーツジムの職員であるチャド・フェルドハイマーとリンダ・リツキが手に入れる。
チャドとリンダは回顧録をCIAの機密情報と思い込み、オズボーンからディスクと引き換えに金をゆすり取ろうとする。しかし短気なオズボーンとの交渉は失敗に終わり、リンダはディスクをロシア大使館に持ち込む。更なる情報を求めてオズボーンの家に侵入するチャドだが、そこでオズボーンの妻ケイティと不倫関係にあった財務省連邦保安官ハリー・ファラーと遭遇してしまう。
評論(ネタバレ注意)
ちなみに、群像劇とは同じ時系列で、複数の登場人物の視点で描かれる作品のことを指す。
毎回独特なセンスが光るコーエン兄弟による演出は本作でも健在。その上、豪華俳優共演によるどこか笑えそうで笑えない微妙なラインをうまく演出している。
ただ、いまいちしっくりこない。
しっくりこないのは、物語の核となる出来事が序盤に演出されないため、予備知識のない者にとって中盤になって、登場人物の行動がいまいちよくわからない。中盤を過ぎてからやっとわかり始めるため、明らかに観客は置いてけぼりになる。
複雑怪奇の登場人物間の関係がさらに拍車をかけているため、頭で整理しないとますますわからなくなる。
たぶん、これがコーエン兄弟の罠なのかもしれないけど、なんだか感覚的に面白いな~って感じなかった。
途中、ジョージ・クルーニーが地下室で作っていた「ある物」が登場するのだが、あまりに下品であります。周りに家族がいたら確実にまわりは引きますね。ドン引け!
群像劇としてはしっかりと、成立しているためこれは合格点。
しかし、肝心な内容と言うといまいち感が否めない。微妙である。
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