IKEAで売っている爪研ぎ。
メイン部分の素材は
植物繊維(サイザル麻) 50%,
植物繊維(ジュート) 50%
面ファスナー(マ○ッくテープ)で
留められるようになっているので
考えた結果、
室内の物干しに括り付けています。
N氏の爪研ぎ風景。
む!
世界を狙ってる奴がいるナ。
目付きが真剣というか
よからぬことを企んでいるようにも
見えてしまうN氏。
この爪研ぎは新品の時は、
本体部分は当然綺麗で、
畳の目のように整然と編み込まれています。
が、爪研ぎ回数が重なっていくうちに
その網目がブチブチと切れて
ワサワサしてきます。
それとともに、
細かい破片(千切れた繊維)が
出てきてしまいます。
そして爪研ぎスペースの下に
チラホラ落ちて増えていく〜。
繊維としてはかなり強いので
こまめに周辺に掃除機をかけつつ、
爪研ぎ中に猫の身体に
付着してしまったものは
見つけたらすぐに取り除いてあげるのが安心です。
あのゴワゴワを毛繕いの時に
うっかり飲み込んでしまうのは
可哀想ですので。
(いがらっぽい、というレベルではない)
そして、懸念はもう一つ。
ん?
F氏、もしかして
またなっちゃったの???
レスキュー待ち
網目の爪を引っ掛けたものの
繊維が千切れずに
そのままホールドされてしまうという
平たく言えば
『爪が引っかかって取れない』パターン。
こんがらがっているわけではないので
そうっと、身体ごと手を持ち上げてあげれば
すんなり取れます、大抵は。
親指の爪(狼爪 ろうそう)が
引っかかった時は
抜く方向がやや複雑。
爪が引っかかって取れなくなってしまった時、
力一杯、腰を入れて!?
振り解くかのような動きをします。
それで取れるならいいんですけどね、
お留守番中に発生して
取れないままになっていたら
ちょっと怖いな、と思います。
タシケテくれる?
なお、『床置き』で
トイレ近くに並べていますが
そちらでは
引っかかって取れない、
という様子は見られません。
以前ACのご依頼で
お話を伺った猫ちゃんで
飼い主さんが準備して置いている爪研ぎでは
「爪研ぎした感がない!」
というコがいました。
その結果、爪研ぎ対象は
より固いものへと進み
壁とか机とか、
挑んでいっちゃうという(^◇^;)
そういうハードタイプが
お好みのコには
このIKEAの爪研ぎ
試してみるのも良いかもしれません。
(上記の猫さんには
スノコをお勧めしました。
”板”というカテゴリー内で
入手しやすく、お手頃価格)
安全性と取り扱いやすさだけを考えたら
やはりダンボール紙のタイプが
一番ですねぇ。
*爪研ぎによく付属されている
木天蓼(モクテンリョウ=またたび)は
使わないことをお勧めします。
<おまけ>
爪研ぎアクシデントを通して
関係性がわかるの図
F氏の達観した感じもアレだけど
知らんぷりのN氏も、それどうなのよ。