9月29日 脳神経外科・耳鼻科の外来② | 下垂体腺腫(非機能性下垂体腺腫)になりました

下垂体腺腫(非機能性下垂体腺腫)になりました

下垂体腺腫になりました。同じ病気の人や身近にこの病気を抱えている人へ、一つの症例としてわたしの話を書こうと思います。誰かの役に立てますように。
(下垂体の手術後水分コントロールが一時的に出来なくなりました。そのお話も詳しく書いていきます。)

そういえば、いつも自分のことばかりで、先生の健康のことを気にしたことがなかったので、先生は体調はいいんですか?と聞いてみました。

「んーーー、いっつも悪いよ…いっつもお腹空いてる、太らないように…笑」

と言ってましたが、たぶんこれは謙遜でしょう。

先生みたいに、体調を崩すことが許されないお仕事って、体調管理が本当に大変ですよね、と言うと、「でも、確かに体調は崩れないねぇ…小さい頃から風邪もひかないくらいだった。だから、それに関しては本当に恵まれてる。」と言っていました。

そういう人はパイロットにもなれそうですね。

しかし、そういう体の持ち主ではないと務まらない仕事だよなあ、外科医なんて。
恵まれた体と、本人の努力、強い意志、強い責任感のお陰で多くの患者さんをいつでも救える準備が出来ているんだなあ。

めいいっぱいお酒を飲んだりしたことはあるのだろうか・・・とふと思いました。


今度はまた3週間後に外来。
そして、11月半ばに検査入院がきまりました。
また、あのホルモン負荷検査を5ヶ月ぶりにやるのです!!!

今度は術後ですから、結果が楽しみ!
「またMRI撮るけどごめんね。」と先生が言っていました。笑
下垂体の主要なホルモン値も気になるし、この低すぎるLH(黄体形成ホルモン)が腫瘍を摘出したことによって改善されているのかも気になる!!!!!

では、先生も元気でいてくださいね、と診察室を後にしました。
先生は笑っていました。しかし、もちろん本気で言っているのはわかっているでしょう。
先生が元気でいてくれなかったら、わたしはとっても困るんですから。

終ってから思い出しました、あともう一つ質問があったこと。
下垂体の構造について、不明なことがあったので聞きたかったのに…。
来月の楽しみにしていよう。


さて、お次ぎは耳鼻科にやってまいりました。
今日も大盛況でものすごく混んでいます。

3週間ぶりの耳鼻科の教授です。

カメラでわたしの鼻の中の傷口を診ていきます。

「あ!かなり傷口は順調に治ってますね!!普通より早いペースで治ってますよ!通常3ヶ月くらいで治癒するんですけど、まだ手術から1ヶ月半なのに、もう傷はあと1/3くらいですね、すごく治りが早いですよ!」

と、明るい声で言ってくださいました。

鼻に色々器具が刺さったままだけど、思わず嬉しくて笑みがこぼれる。
本当にいつもポジティブで優しい言葉をかけてくださるな、この教授は。

教授には、なんとなく術後から鼻がふにゃふにゃな気がする、触ると鼻がすぐ潰れそうで怖い、と言いましたが、手術した部分は手では触れない奥の奥なので、わたしの気のせいだということがわかりました ^^;
でもやっぱり、小鼻を左右に押すと、違和感がある。
傷が全部治ったらなくなるのかな?

また、改めてなぜ手術であんなに鼻の軟骨を切ったり粘膜を切ったりしたのに鼻が痛くなかったのか?を聞いてみましたが(入院中鼻を手術した人たちはものすごく痛そうだったので)、少し目の奥が重いくらいで、止血剤もふわっと入れているだけだし、下垂体の手術では痛みはあのくらいで済むということを言われました。

本当に全然痛くなかった。
したことはものすごく痛そうなのに、痛み止めも飲んでなかったのに。
おそるべし技術。

耳鼻科の外来は、傷の治りが早いので来月1回で最後になりそうです。

入院中お世話になった美人先生は別の診察室で耳の処置をしているのが見えました。
お元気そうで何より。

今日も葛根湯、ブルフェン、そして鼻洗浄のための生理食塩水3リットルをもらって終りました。


来月はもっと良くなってるかなあ?

そして検査入院が楽しみだ。
結果もそうだけど、看護師さんたちに会えるんだ!
みなさん元気かなあ?
あの元気で明るい声と優しい笑顔が恋しい!!!

入院の日を指折り数えてしまいそうです^^


本日のお会計 脳神経外科420円、耳鼻科310円。