大型犬は、7倍の速度で生きています。

もっとゆっくりでいいぢゃんと思うんだけど、しょうがない。

 

だから。。1日が7日・一週間相当。

つまり。。。4日でひと月なのさ~。すごいでせふ。

 

普段は、何にも気にならないのだけど、病気など何かあった時なんかは、めっちゃ経過が早く感じるのは、このせい。

彼らは、駆け足で生きているんだもん。

 

今回、知識&経験豊富な私達でさえ、エリさんの老化のスピードについていくのが、やっと。

当初は、普段の仕事以外にも、時間外に往診もあったから、後手後手になった時もありました。

でも、おおむね、彼女に満足してもらえたんじゃないかと思っています。てへへ。

 

経過を先に書いたり、経過の途中でタイムリーにグッズを紹介できたら、スマートだしわかりやすいと思うんですが、私がいっぱいいっぱいになってしまうので、こんな書き方で勘弁して下され。

修行が足りぬ。

 

簡単に「経過」を書きます。今なら、書ける。夜はわからんっ。

だって、みんな聞きたそうなんだもん。あはは。

エリさん、「大型犬の老衰の王道」として、誰かの参考になれば、いいね ^^

 

 

後ろ脚がヨタヨタしてきたのは、3月末というか4月1日前後。

そこから10日間ほどは、まだ自力で歩き、食欲も普通にありました~。

後ろ足が流れるので、トイレは支えが必要な時があったけど。

 

右の写真は、今年の3月。ランで走ってご満喫~。

こう思うと元気なお婆ちゃんでしたわ、ひと月前まで、雪山登ってましたもんね。

 

12日の日曜午後、ドッグランはカートで参加し、その夜が固形物を食べた最後かなあ。

会いに来てくれたグレボンママお手製の、「チキンとさつまいものゼリー寄せ」を、嬉しそうに食べていましたっけ。

 

13日お昼は、カートで屋上に行き、笑顔。この時は、まだ前足に力が入り、ふんばれました。

 

14日のお昼、北ベランダでうんちをする際に、崩れ落ち、ここから寝たきり。

ケージを卒業しベッド生活に。

 

15日から17日までの日中は、ベッドのまま一階へ移動。夜から朝は二階自宅。

思いのほか、一階に降りて楽しかったらしく笑顔いっぱい、この生活が続けばいいなと誰もが思っていたら、15日夕方、腸の限界を告げるコールタール便に。

 

神様のバカッ。

でも、泣いてる場合じゃありません。もうタイムリミットが近づいているっ。

いかに、彼女が快適に、笑顔で過ごせることができるか、覚悟が試される日々。

 

13~15日は、固形物を口に入れても飲み込めず出したので、AD缶を水で溶いたものや、カケシアに。

後半は、あまり喜ばなくなったので、栄養分は補液に変更、以後、口に入れるのは、大好きなチキンスープにしたら、笑顔。

うちのチキンスープは、冷凍の鶏肉を水からゆでただけ。

これを500mlのペットボトルに入れて作っておき、飲みたそうにしたらすぐ出せるようにそばに。

 

亡くなった当日の17日 (正確には、日付が変わった18日の夜中0時45分 永眠)。

お昼までは何とか舌も動いていたので、チキンスープを自力で何度か飲んでいましたが、午後からはそれも無理になったので、指ですくい口に少しずつ入れてました。亡くなった後も、何度か、口に含ませました。旅立つ直前も。

 

 

続くぅぅぅぅ

 

 

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