パパさんの腕の中で今、眠るように旅立ったと、一報が届いたのは、出かけようとした月曜夕方のこと。
彼の命がもうすぐつきようとしていたことは、仕事柄わかっていたけれど。。。
木曜夜の往診時には玄関でしっぽを振って迎えに来てくれたのに、日曜夜には寝たきりになっていた彼。
そして、その際、1.5キロに及ぶ大量の腹水を抜いた後に頭をあげて見せてくれた彼らしい優しい眼差し。
その全てが今は愛おしい。
今週の仕事の予定は、彼にシフトしていました。
何だか、気が抜けてしまって泣けてくる。
もうあの可愛い彼はいないんだって、空を見上げる。
彼の病名が判明した1月末から、パパママとその都度相談しながらやってきました。
旅立つその時まで、痛み苦しみをコントロールしつつ、彼が彼らしく過ごせるように。
パパママに後悔が少なく「ありがとう」って彼にお別れできるように。
緊急手術後に落ち着いた後は、つい最近まで、今まで通りの普通の優しい時間がすごせて良かった。
寝たきりとなったのは、2日ほど。
37キロの笑顔の素敵な僕で、そしてそして親孝行の彼でした。
寂しくなるなぁ。
海音君。あなたのことは忘れない。
パパママとの出会いは、もう9年前のこと。
当時書いていた私個人のブログの中の当院での出来事を見たママから、通いたいと病院名を聞くメッセをもらったことでした。その時はいつものように、やんわりとお断りしたのですが、たまたまつどーむに行くついでにうちの前道路を通り、花壇を見て、ここだ!!ってバレて、それ以来のおつきあいなのです。てへへ
あっという間だったなぁ。。。
ホテルとシャンプーで定期的に会っている子は、思い出がたくさん。
春の雨は涙雨。
しのぶれど
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 東麻生どうぶつ病院 ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆