もし、もし命の終わり方を選べるとしたら、何を選ぶんだろふ。
やっぱ、痛くなく、苦しくなく、、、だよねぇ。
そして、その瞬間まで自分らしく過ごせて、突然『ポックリ』。
できれば、眠ったままがいい。
お迎えが来たことさえ気づかずに行けたら。。。。素晴らしい。
そんな神様に選ばれたよふな終わり方ができたなら、羨ましい。
それは、きっとペット達も同じだろふな。
・・・・・
たくさんの笑顔が集った、『わんパ』の日。
この日、二頭のわんこが眠るようにこの世を去りました。
一頭の子は、16歳のロビンちゃん。
何か様子がおかしいってママが気づき、病院に連絡が来たのはこの日の診療開始の10分前のこと。これから向かうと丁度いい時間と、うちに向かっている車の中で、苦しむことなくその生涯を終えました。到着した時にはまだ暖かく、ママの胸の中の彼は、笑っているかのようでしたよ。挨拶しにきてくれたのかなぁ。
死因は、立派な老衰でした。またね。
少し前に、院長センセから、覚悟の話が出ていたので、神様がくれた優しい時間をご家族と満喫できていたらいいなと思います。
そして。
もう一人は、黄木さんちの十和ちゃん。15歳と少し。
そんな彼女がお空に逝ったのは、その夜9時過ぎのこと。
この日、わんパに出て、いつもよりも更にご機嫌だった彼女は、笑顔いっぱいでいろんな人に挨拶に行き、撫でてもらっていました。
6月のわんパの時よりも、ずっとテンションが高く、ママが大喜びしてたんですよねぇ。前回が雨で中止になったし。
実は、彼女。3月に緊急入院して生死をさまよい、その後奇跡の復活をしていました。
でも、数日前から食が落ち、いつものカリカリフードはほとんど食べなくなっていたし、歩き方も、年相応によろけることが多くなっていたんです。
この日の『わんパ』じゃ、そんな風には全然見えず、楽しそうに歩いていて、「来れて良かった~」ってママを喜ばせていました。
そんなわけで、この日の彼女の夕食は、カリカリではなくパウチになり、それはそれは美味しそうに完食!!したんだとか。
そのあと、トイレを普通にすませた彼女は、いつもの自分の場所で気持ちよさそうに眠っていたんだそふ。そして、そのまま。。。
その夜、病院についた時のもう動かなくなった十和ちゃんは、ママの腕の中で笑っていました。それも、とぴっきりの笑顔のままで。
この時の私の第一声は、「あらっ。十和ちゃん、いい笑顔してるねっ」でした。
黄木さんが、うちに勤めて二年半。
一去年、13歳にして初めてドッグランデビューしたのは、うちの『わんパ』でした。その際に、「この子が、こんなに喜ぶなんて思いもしませんでした~」って、家族を驚かせたものです。
去年には、私の実家のくりちゃん(GR)とともに、セラピードッグとして獣医会に登録し、老人ホームではお年寄の方々に笑顔をふりまき、大人気でしたよ。
十和ちゃんの最期の様子を話すと、、、
みなさんきまって口々に、「幸せな人生だったんですね・・・」って言います。
私も、そう思います。。。
きっと、本人もそう思っているんじゃないかなと思っちゃいます。
もしかしたら、いい夢を見たままで、お空に逝ってしまったことに気付いていなかったかも。。。なーんて。
それでも、ね。
死が避けられないとしたら。
本人はいいかもしれませんが、残された家族は、、、あまりに突然すぎて、寂しいものです。とっても。。。
心の準備くらいさせて欲しいよねぇぇぇ。少しは、さ。
ねぇ、ママ。
PS、銀太ちゃんママも、そうでせふ ^^
大切な家族がいなくなるってことは、ツライです。
それでも、ブログを読んでいてくれて、さんきゅ ^^
合言葉は「シーチキン!!」
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