これまで何度か書いてきたことに関しては、もういいかななんて思う時もあるけれど。。
しょっちゅう見ている私達と違って、多くの飼い主さんは「その時」になって初めて驚き戸惑うことが多いので、なるべく紹介できたらと思います。
誰かの「今」がその時かもしれないし、それは明日かもしれないので。
さて。
前置きが長くなりましたが、やっと本題。
異物誤飲。
今晩来院したわんこは、食品用の乾燥材を2袋食べてしまった小型犬。
しかも、袋を破っている様子。ん~


食べたと思われる時間と量、その子の様子を聞きつつ、実物をもってすぐに来院するように伝えました。
ママが、「だんなはこの子が生きがいだから、死んじゃったらどうしよう」と泣きじゃくります。
だんなさんは、顔面蒼白。。。
まだ際立った症状も出ていないし、経過時間もそれほど立っていません。
連絡を受けてすぐに準備をしていたので、早速吐かせる処置をしました。
・・・ほとんどの乾燥材が出てきましたよ

ホッ。良かったね。
そこにいた全員、そして待合室で見守っていた人たちにも、安堵の空気が漂いました~。
え~。
消化できてしまうヤバイものを、飲んだり食べてしまった場合。
おおよそ二時間で消化吸収されてしまうので、この間が勝負となります

その時間が過ぎてしまってから治療する場合は、この先出てくるだろう症状との闘いになっていきます。
なので。
なるべくなら、症状が出てしまう前。つまり二時間がとっても大切です。
物によっては、一時間で吸収されてしまうものもあるかもしれませんので、早いにこしたことはありませんね。
とりあえず困った時は、当院かかりつけの方は、時間を問わず連絡くださいませませ。
そのうえで、どうしたらいいかアドバイスします ^^
留守電の時は、入れておいてください

なかなか連絡がとれず、時間が過ぎるようなら、迷わず別な病院へGO~!!
明日は、穏やかな一日だったらいいなぁ ^^
今日は、さすがに疲れました~~~。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 東麻生どうぶつ病院 ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆