巷では、新しい年までのカウトンダウンが始まっているようですが、当院ではまだ日々の仕事をコツコツとこなしている毎日です。
あ゛っ、院長センセが休み返上でがんばったかいがあって、やっと年賀状&宛名の印刷もあがり、半分ほど今日ポストに投函できました~。残りは、明日までになんとかがんばりまっす。
そんな中、週明けから、てりの容態が急転。
先週くらいから、思うように体が動いてくれないことから、のたうっては泣き叫んでいた時がよくありました。
ここにきて一気に足腰がたたなくなり、寝ている時間がぐっと増えてきました。
それでも昨日は、まだナックルしながらも何とかよろよろ屋上に行ける時もありましたが、今朝からは寝たきりです。もう、のたうつことさえ、ありません。。。もちろん、泣き叫ぶことも。。
食事。数か月前より、固形物は食べれなくなっていますので、ドッグフードをがっちりふやかしています。
腎臓の機能が若干悪いため、現在は、『腎臓アシスト』か『K/D』に、薬とサプリ数種(メイベットDC、パンフェノンなど)、缶詰二種(K/D缶プラス、風味づけの柔らかい缶詰)。一日数回に分けています。
↑ こちらは、K/DドライにK/D猫缶、そして風味つけにミオの介護食の缶詰。
このふやかし加減で、喉ごしが微妙に変わるらしく食事担当の三人、いつもよく打ち合わせをしてくれています。
どーやら、残念なことに『腎臓サポート』は、ふやかし加減が難しいんだそふで却下←てりマイスター達がみなそういいまする。
昨日の食事風景。この時の担当は、堀内センセ。
どーやら意識がはっきりしてきたようなので、本格的に立たせて食事です。
でも、長くは立っていられないので、反対側の壁によりかかりつつ、後ろは支えています。
夜の様子。先々月までは、居間の大型犬用ケージにいましたが、徘徊が激しく、ケージにぶつけてはケガをするようになったため、居間の隣室に、大型犬用のエクササイズペンを用意し、ここにいます。夜間は、院長と一緒。
↑ 横のカゴには、ペットシーツや、お尻拭き、ピニール袋などすぐに使いたいものを入れています。
↑ ケガをしないよう、床、側面をジョイントマット(JAKにて購入)で囲っています。
床には、毛布などは徘徊時に滑って危険なので、使っていません。その分、室温で調整しています。
私達が食事中の時など、この部屋に誰もいなくなった時に便利なのが、こちらのカメラ。
もともとは、ヒト用の一般向け監視モニター。赤ちゃんとか、お年寄り用のもの。
居間のテレビの上にモニターを置いています。
白黒で、音は拾わないけれど、それなりに様子がわかって便利です。
そして。。。今朝、もう手足にほとんど力が入りません。。
お昼近くになって、午前の分の食事のノルマを完食。
そしてお水を少し飲んでくれましたん。スプーンで少しずつ。。
スタッフの限りない優しさと根気に、ひたすら感謝、感謝。。。!!
少し、お目覚めがいいようだったお昼。トイレタイム。
屋上にはとてもじゃないけど無理、むしろ可哀想なので、相談の上、パドックに抱っこで連れていきました。
↑↓ どの足も、支えられずナックル状態ですね。。
はい、たっぷりおしっこがでました~~。
良かった、良かった、すっきりですね!
ここまでが、今日の午前からお昼までの出来事のご報告です。
一年以上前より見られるようになった認知症状でしたが、ここ数か月前までは経過があまりにゆっくりでびっくりするやら、とまどうことが多かった日々でした。
彼がどーしてここまでそれなりに暮らせてこれたかというと、それはここが動物病院だったからかもしれません。
獣医療の情報がたくさん入りますし、同じような認知のペットと暮らしている方々と情報交換もできますので、否定はしません。
でも、、それでも。やはり、医療だけでは太刀打ちできない時も多々あります。
そう。多くのヒトに支えられて、その手の暖かさ、ぬくもりの確かさが彼をここまで元気で過ごさせてくれたんじゃないかなぁって思います。
横浜で生まれ、その時から病院犬として、多くの人にいつも見守られてきた、16年と8カ月。
いつも、いつもありがとおございました。これからも、よろしくお願いします<スタッフ、みなさま
彼がこの先、何を望み、どーなっていくのか、それは私達にも、もちろん彼にもわかりません。
ただ、願うことは、今のまま痛いことや苦しむことがないよふ、最後まで神様が迎えに来るその時まで、彼らしく過ごしてくれたらと思います。
*:..。o○☆゚・:,。* 東麻生どうぶつ病院 *:..。o○☆゚・:,。*
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