昨日は、祝日。午前の予約診療の一日でしたん。


緊急処置の可能性のある子がいるので、午後は自宅待機をしつつ、院長とベランダのバラ鉢のコモ巻きをしていました~。


そろそろ終わりがみえた頃に、一本の電話が。


「おしりからオリモノが。。!!」って。


・・・・・・


手術用のカストの準備は、どーだっけ??。。

夕方からのお当番は、堀内センセだったよなぁ。

明日からの手術の日程は、ヘビーな子達がめじろおし。。

緊急以外は、今月はもうどこも空いていないはず。。

これからの時間帯なら、むしろ患者さんにとってもいいかも。


なーんて、いろいろ考える。。


ちなみに、院長も私も、ともに思いついたのは。。


避妊手術をしていない子でお尻からオリモノときたら。。


そう。かなりの高い確率で『子宮蓄膿症』。


・・・・


お昼からの留守番当番だった、小川嬢に入院と検査の準備をしてもらいつつ。。


いざ、患者さんがきて、診察後、やはり子宮蓄膿症で確定。。

飼い主さんの希望もあって、そのまま緊急手術となりました。


様子見すぎちゃうと命にかかわるし、助かったとしても後遺症が残ったりもします。。

うん。少しでも体力があるうちの方が、回復も早くなるだろうしいいよね。



無事、何事もなく終わり、術後の経過も今のところ順調、数日後に元気に退院できることでせふ ^^


良かった、良かった。。みなさま、時間外にお疲れ様でしたん。

パパママにも、笑顔が広がります ^^



避妊手術。。

わんこの場合、にゃんこほど飼い主さん、わんこともにヒート中に困らないことが多く、手術のきっかけがなかなかできず、ずるずるきてしまうことが多いかと思います。


でも、、私見ですが、いつかはその子のために、やった方がいいと思います。

それによって、命に関わる怖い病気を防ぐことができるから。


うちに来ている方々は、私から耳にタコができるくらい言われているかもしれませんが、手術のきっかけの目安として。


ある年齢(若~い!を過ぎたころから)になったら、ヒートの様子をよぉく観察する習慣をつけておくことをお勧めしています。


小型犬だと、出血量がそもそも少なくヒートの始めに気づきづらいこともあるかもしれませんが、陰部のハレでわかるかと思います。


そして、ヒトでいうところのいわゆる、生理不順(出血量、期間、時期などなど)の徴候が現れ始めたら、病気のスイッチが入ったと思って、かかりつけの先生と避妊手術を前向きに検討されるといいかと思います。


※わんちゃん、にゃんこは、ヒトと違い『閉経』がありません。本来なら、ちゃんと来るべき時にいつもと同じようにくるものなんです。普段から観察していたら、いざという時に早めに気づくことができます。何事も早期発見、早期治療~~♪※


または、心雑音などその他の病気が現れ始めたら。。


もちろん、それらに関わらず、なるべく早く少しでも健康な時に手術をしてしまうことがリスク回避のために一番のお勧めです。


ちなみに、当院ではウサギさんやハムスターさんにも、子宮蓄膿症の手術をしています。



*:..。o○☆゚・:,。* 東麻生どうぶつ病院 *:..。o○☆゚・:,。*


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