前回は昔のオーディオは金額以上の部品、素材がふんだんに使われて各社技術者が競い合っていい商品がたくさん出ていて業界も盛り上がっていたのに今では拝金主義でオーディオメーカーは守銭奴だというような話をしながら(してへんし)インプットの紹介をしてましたがようやくアンプ周りに辿り着きました。





その昔日本橋は五階百貨店の西山商店やっけな、そんな所でピチーっとビニールで包まれたSANSUIのAU-α607を見て以来自分の中でアンプはピアノみたいなペッカピカ黒になってしまった。あとsourcedirectのスイッチのデカさとペラペラさとヘアライン仕上げがヤバい。それから色々とSANSUIを中心に入れ替えて来たけど今のところ懐かしさ+グレードアップの707、さらに先祖帰りとなんか車に通じるシックな見た目というかその時代に珍しい黒ベース+銀ノブ、トグルスイッチな感じがお気に入りのAU-7700をそれぞれJBLの4612、BOSEの501zその他ちっこいスピーカーと組み合わせ。賛否両論のJBL4312はどう考えてもその紫とか赤がイヤラシくてカッコよすぎで銀色ベースを気にさせないKLARKのDN370でイコライジングをするフリをしてそんなにせずにアメリカスピーカーにはアメリカクソ重アンプやろという事でCROWN DC-300AⅡをポップノイズにビビりながら使用。BOSEのコントローラーを挟んでQSCクソ重、黒に青線かっこいいMX1500で小規模PAで大人気、コントローラー無しでは音が破綻の802、アメ村のタワレコで天井からぶら下がってた謎のBOSE配管のちょい小さい版AWCSをそれぞれモノラルでドライブ。ミキサーのアウトにも限界があるやろという事でベリンガーのMX882で分けてバブル黒物王者SONYのジブラルタ333を喫茶店の大きめ天吊りスピーカー代表選手のBOSE301MMの進化版、赤線を入れる事によってスーパーカッコいい301AVM用に。さらにジブラルBチャンネルにはJVCのこれ一個でステレオやったら俺の耳どっち向くねんのGB-10のボール型スピーカーを天吊り。あとはBOSEのインベーダーみたいなちっこいアンプやら1Uで4つ鳴らせるアンプやらBOSE IC使用を謳う嘘くさいLEPYでBOSEのちっこい子らをわちゃわちゃ鳴らす。

とまぁ日本+アメリカの安保条約バリバリのアンプ周りにドイツ(ベリンガー)、イギリス(クラーク)のスプリッター、イコライザーが分け入ってる状況で世界は混沌としております。基本的にはまだ中国の波はLEPY以外の介入は見られませんが部品レベルでは……有るんやろなぁ。

という事でアンプ周りに関してもカッコいい基準での選択が主で音はまぁ気にするっちゃする。せんちゃせん。そんな感じかな。それぞれはいいアンプやとは思うしケーブルもちゃんとしてるんやけどアウトがなぁ……

次はいよいよスピーカーやな。