オーディオの話①に続いて……

さてここらでオーディオ論というかなんというかこだわり?そういった話。
某〇〇cableとかそういった所やYahoo知恵袋、各種サイトで色々とオーディオのプロ?マニア?達が叩いたり叩かれたりなかなかオーディオの話は関わるとややこしい事になるので先に言っておくとここからはあくまで私見で、ましてやこないだの人間ドックでもちょっと右耳の低音が危なげで嫁さんの話がイマイチ聞き取れない老人に片足突っ込んだような元PAの「ガレージ」でのオーディオの話。
まず、システムの根本の話になるけどオーディオの「良い音」ってどういう話やねんって。そもそも自分はオーディオルームで目を瞑ってじっくりと音楽だけを聴くってような物事をできるタイプじゃないし、そんな落ち着ける人間ではない。小学校の通知表には「いつもガサガサしている」と今ではNGっぽい表現をされていたタイプなので音楽を聴く時ももちろん他の事をしながらが当たり前。という事で設置場所はおのずとガレージとなる。





とまぁこんなシステムなんだが基本的にはインプット、アンプあたりは中学の頃憧れた798レベルのバラコンとクソ重たいアナログ時代のPA、コンポジットな映像を中心に基本ラッキングでレイアウト、アウト周りは基本BOSEとJBLをそれはもうめちゃくちゃな、パンニングされるとゲボ吐きそうな配置で設置。もう802+キャノンなんてモノラルセッティングな上に4612なんか上下LRスタックやからな。


ええねん。音なんか程々に鳴れば。音がええか悪いか?でいうとええで。なによりカッコええ。オーディオマニア達からはブツクサ言われそうな機種とセッティングやけどうちのガレージの他の物との絡みやとこうなるねん。アメ車置いてるガレージにオシャレ高級木目スピーカーとか銀ピカCDプレーヤーとかは合わへんし音以前の問題やねん。そんなステレオでKISSとかAC/DC聴いてもピンとこない。Patrice Rushenのベースとかもそうかなぁ。という事で結局はオーディオって音だけじゃなくて見た目とかどれだけ金使ったとかどこにこだわったとかそんなプラシーボな部分やと思う。てかこれまた危ない話になるけどケーブルにこだわって何万も払ってる人達ってそれだけのお金ケーブルごときに出せるって中々のお歳じゃないんかなぁ。聴こえてる?ほんまに?満足はしてると思う。ただうちのオーディオもケーブルはそこそこ拘ってるというかそもそもPAと家庭用のハイブリッドなのと未だ後輩からケーブルを作らされてる関係でケーブルはほぼカナレ、端子類もカナレ、ノイトリックで自作なんやけどそれが音に貢献してるかと言われるとどうかなぁ。見た目と長さの調整にはええけどなぁ。元PAって関係でどうしてもコスト、耐久性、入手手段のカナレが基準で他あんまり使わないってのは有るけど。現役時代は程々に有名なアーティストのPAでも基本的に自分が作ったケーブルやったしだいたい外注で行っても他も似たようなもんやったけどなぁ。やっすいカナレで充分ええ音やけどな。ちがうな。音鳴ってたけどなぁか。なーんかPAって道を通ったからかケーブルなんか自作が当たり前(コストの関係ね)で自分達が使ってた以上のケーブルがオーディオに使われていても録音スタジオよりいい音にどうやってなるの?みたいな所が引っかかるなぁ。でもプロ用の端子がビッて揃って刺さってるとカッコええけどな。ワイヤリングも整理されてるとカッコいい。結論はオーディオなのに「見た目」やな。

でもなんでも他でも結構見た目じゃない?

危ないなぁ。