2024年問題について… | ちゃまの趣味と狩猟のブログ

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狩猟と有害鳥獣駆除を年中やってるサラリーマン猟師です。
毎日ではないですが獲れ高を都度アップしてます。
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2024年問題が間近に迫ってます🚚


2024年問題とは…


2019年に他業種では導入されている「働き方改革」です。

物流業界では「有給5日取得の義務化」た「残業月80時間まで」ぐらいしか導入されてなかった。


当時は今夜勤してる会社で正社員だったが「残業80時間以上はカット」「有給は取った事に…」で訴訟沙汰になったらしい。


あくまで会社は「80時間までしか認めてない」。

それ以上は従業員が勝手にやってるだけ❗️

の態度を貫いてたみたいです。


その当時の私の残業時間は月平均で「140時間」。

4月に施行で7月で辞めたので私に影響はなかったが、失業保険の申請でハローワークの担当者に同情されました💦


丁度この時期に「月80時間以上が3ヶ月連続」か「一ヶ月でも110時間を超えた場合」は失業保険が「会社都合の退職」になり、即日給付対象になったのはありがたかった😌






話を戻して2024年問題。。


年間労働時間が3300時間に従来より200時間短縮されます。


月23日出勤で計算すると…


23×12=年276日

3300÷276=11.9時間(1日)

11.9×23日=276(月)


1日12時間足らずの勤務時間になります。

これに「月280時間」の条件が加わるので…


1日12時間で24日目に突入すると違法状態。

24日以上勤務しようとすると1日の労働時間を削らないといけない。


それに残業が年間960時間になる。

3時間×23日=69時間。

70時間overは更に割増賃金になります。

そして現在の「過労死ライン」といわれ、万が一事故が起こった場合は会社不利なります。


あと、70時間overは年に6ヶ月までの決まりもあります。





後は週に2日はOKだった16時間労働時間が13時間に短縮されます。(長距離は例外あり)


休憩も今までは荷下ろしや積み込み時間を充てる事ができたが、来年から積卸は労働時間に分類されるのでちゃんと取らないと違法になる。






今までは…


1日14〜5時間(休憩ナシ)で13連勤1休で月2日休みで残業150〜180時間が可能でした。

実際私もこの勤務体系で10年ちょっと従事してきたがこれからはどうなるか…💦(夜勤の正社員時代)


恐らく2月ぐらいから上限の3300時間に到達したドライバーが続出して有給で休みまくる姿が思い浮かぶwww

物流が滞るのが年度末というのが現実味ある。





ちなみに本業は23年度から2024年問題に完全対応する方針です。

4月から労働時間にメチャうるさくなった💦


恐らく4月から労基は動くのではないかと予想してます。

23年度の労務状況と対策のチェックで全運送会社を回るだろう。

ここで守れていない&対策ができてない会社はリストに挙げられるだろう。

行政は23年度努力しなかった会社が24年度は守れるとは思わないだろう。


ましてや5年の猶予期間があったのだから違反した会社の行政罰は相当厳しいものになるだろうし、お目溢しもないだろう。