仮枠と仮枠解体って知ってますか？ プロ意識ってこういう部分なんです。アトリエシーンのプロ意識

 みなさんこんにちは。

写真やPOP.ブログやFacebookなどで

価値を伝えて選ばれる仕組みを創る

体験型SNSマーケティングの

プロカメラマン眞田時成です。

先日　波動スピーカーの訪問試聴に行く際に
久しぶりにマイカーで走っていたら

隣に止まったトラックの荷台に懐かしいものが。。。

仮枠。

ボクは高校を出て鳶職に就いていた時期があります。

そしてその流れで仮枠の解体という仕事をしていました。

コンクリートのビルを作るときに
コンクリートを流し込む木の枠を大工さんが組みます。

それを解体するのが仮枠解体の仕事。

窓の無い密室で暑くて埃まみれで結構キツい仕事でした。

ボクが働かせて頂いていた親方は結構厳しいと言うか
仕事の段取りやスムーズさ
そして仕事が終わったあとの綺麗さを
きっちり仕込んでくれました。

仮枠を壁から解体して剥がして
それを床に置く時に

綺麗に置け！
サイズ毎で揃えろ！

解体が終わった後にボクが積み上げた仮枠を見て

ふっ。って少し笑ってたのを覚えています。

一所懸命やってましたが
急げ！早く！　遅い！とも言われるので

積み上げた仮枠・・・
親方みたいに綺麗には積み上がってません。。。

そんなコトを思い出しました。



これきっと初心者が積んだ分ですね。

コッチはベテランさん。



ユニックでワイヤー吊りして荷台に載せるにも
乗せやすいし　綺麗に積んであるから
積んだ後も安定していて安全。

当然　トラックの運転手さんも喜んでくれる。

トラックの運転手さんが現場監督と雑談中に

麻生解体さんの仕事は綺麗だったな～
積みやすかったし　荷崩れの心配もない。

そんな話から　麻生解体は仕事がどんどん増えて行った。。。


この話。本当なんです。



綺麗に仕事をする事ってプロとして大切だと思うんです。


ボクの事務所では鉄則。

撮影の準備が終わった後に遠くから見て撮影スペースや
パソコンデスクが綺麗か？

撮影スペース以外も整理整頓されているか？

ゴミやホコリは無いか？

配線やコード類は歩く導線を邪魔していないか？

撮影終了まで安全に進行できるセーフティをかけてあるか？

etc


そんな部分を鉄則にしてました。


だから一緒に撮影をした方は記憶にあると思いますが

撮影がすっごいスムーズで
ノートラブル。

誰かが配線につまずく事もなければ
踏んだり　ひっかかったりして
倒れたり　壊れたりするコトもない。

しかもセッティングから片付けまでスムーズ。

失敗しない。
それ以上に
何事も無かったようにスムーズ。
プロってそんな部分が大切だと思うんです。

写真が上手い事も
見た目が綺麗な事も大事なんですけど
それ以上に
安全でスムーズに繋がる綺麗ってコトが大切で
それがさりげなく出来たら
うちの写真事務所は卒業です。