この記事は、僕のフェイスブックの2017/1/7に書いた記事です。

 

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僕にツインソウルのつながりを教えてくれた人がいる。
 
一年半前。
 
僕が始めて開催したお茶会に参加してくれた男性。
 
 
いや、参加ではないか。
 
 
彼と出会ったことで、僕はお茶会を開催することになった。
 
 
大和言葉のお茶会。
 
 
大和というほど、まだ知らなかったから、微和のお茶会と名づけた。
 
第一回、微和のお茶会。
 
 
そのお茶会では、日本語のことを語った。
 
 
テーマは、ツインソウルを教えてくれた彼にもらった。
 
「在る」
 
 
お茶会に参加した彼は、不思議な魅力があった。
 
「仕事をやめたんです」
 
 
その時、彼は無職だった。
 
結婚もしていなければ、恋人もいない。
 
 
だけど、僕は彼が魅力的に感じた。
 
 
「とにかく、いろんな人に会うのが楽しいんですよ」
 
 
仕事をやめて、時間の自由を得た彼はいろんなイベントやセミナーに出ていた。
 
 
僕は彼を見て、「開いている人」という感覚を得た。
 
 
きっと、なにかやってくれる。
 
 
微和のお茶会は、二回目を一ヶ月後に開催することにした。
 
 
募集してみておどろいたこと。
 
 
参加者が彼しかいない。
 
 
僕と彼。
 
ふたりだけのお茶会。
 
 
前回が6人集まったのに、今回はふたり。
 
 
正直落ち込んだけど、彼に確認して開催することを決めた。
 
 
「沼田さんをひとりじめなんて贅沢ですね」
 
 
そう言ってくれたから。
 
 
そして二回目のお茶会。
 
 
僕は彼から報告を受けた。
 
 
「結婚しました。そして、スピリチュアルな仕事を始めました」
 
 
さすがに驚いた。
 
 
恋人がいないと言っていたのに、一ヶ月後には結婚していた。
 
 
初めて会ったときに、結婚の約束をして、翌日籍を入れたらしい。
 
 
その彼が、ツインソウルという言葉を使っていた。
 
 
 
そういうことがあるんだ。
 
 
もしかしたら、ツインソウルに出会ったことに僕も少しは役に立ったのかな。
 
そう思えたら、嬉しかった。
 
 
テーマが「在る」だったから。
 
そこで話したこと。
 
 
ただ「在る」ことの大切さ。
 
 
まさに、ツインソウルにつながっていく。
 
 
それから彼はツインソウルの女性と徳島で活動していた。
 
 
三回目のお茶会には参加できなかった。
 
 
それから、一年ちょっとが経過した。
 
 
二ヶ月前、僕か彼にメッセージを送った。
 
 
ツインソウルのことを質問した。
 
 
じつは。
 
僕もツインソウルに出会ってしまったから。
 
 
ツインソウルがどういうものか。
 
僕が唯一、ツインソウルいる人だと知っている彼に質問をした。
 
 
ツインソウルに初めて会ったとき、何が起きたのか。
 
どうかんじたのか。
 
 
まぁ、男同士だから、ぶっちゃけ、エッチな話を聞いた。
 
 
「ツインソウルとのセックスってすごいの?」
 
「それは、すごいです!」
 
 
そのツインソウルに関する質疑のメッセージのやりとりをしているとき、
 
僕は意外な事実を知ることになる。
 
 
彼がガンで闘病していること。
 
 
フェイスブックに最近の写真をアップして、ガンだってことをカミングアウトした。
 
 
まだ30代。
 
進行が早い。
 
 
だけど、彼は信じていた。
 
病に勝てることを。
 
 
それから、一ヶ月ちょっとが過ぎた、クリスマスちょっと前。
 
気になって、メッセージを送った。
 
「そろそろクリスマス、体調どう?」
 
 
レスがなかった。
 
既読にもならなかった。
 
 
正月を過ぎて、4日に僕のツインソウルとデートの待ち合わせをして、予定より早く会った。
 
 
その前に確認したら、既読になっていた。
 
電車の中で、「あけおめ」だけのメッセージを入れた。
  
「ことよろ」の言葉は入れられなかった。
 
 
そして、ツインソウルに会ってちょっとで、彼からメッセージが来た。
 
 
僕は予感があった。
 
だから、そのメッセージをあけなかった。
 
 
その日のデートは、四谷の須賀神社。
 
 
ツインソウルと最初にデートした映画。
 
「君の名は。」のラストシーンに出てきた階段が須賀神社。
  
  
そして、僕の産土神社(生まれた地の近くにある神社)も別の須賀神社。
 
 
何かの縁を感じて、初デートから2ヵ月後の1月4日に僕は須賀神社にソウルメイトと一緒に行くことにした。
  
 
須賀神社に参拝して、聖地巡礼で階段の写真を撮影して。
 
 
カフェに入って、一息ついたとき。
 
僕は、彼からのメッセージを開けた。
 
 
「やっぱり」
 
 
そこには、彼の死を伝える奥さんからの丁寧なメッセージが入っていた。
 
僕が「もうすぐクリスマス」とメッセージを送った2日前。
 
 
12月17日に彼は永眠していた。
 
 
そのことをツインソウルに伝えると絶句していた。
 
奥さんの辛さを感じていた。
 
 
「ゆうちゃんがいなくなったら・・・」
 
 
その言葉に僕は反論した。
 
 
僕は彼の立場で語った。
 
 
「僕は彼も奥さんも幸せだと思う」
 
 
たった1年半の結婚生活。
 
 
それだって、ツインソウルと出会って一緒にいたことは消えはしない。
 
 
「もしさ、仮にたった1年のツインソウルとの生活のために、
 
残りの人生、たとえば20年を捧げないといけないとしたら……
 
どっちを選ぶ?」
 
 
僕は迷わず1年を選ぶ。
 
そして、その1年のために、相手を悲しませる結果になると分かっていても、
 
ツインソウルとの出会いを避けることはできない。
 
 
そこは、同じ魂を持つツインソウル。
 
もちろん、同じ答えを出す。
 
 
「それでも、ツインソウルの死は辛すぎる」
 
 
僕はイメージの中の彼の奥さん。
 
 
その気持ちになって考えた。
 
 
「ツインソウルに出会って結婚して死を迎えた。それにはちゃんと意味がある」
 
 
きっと彼女は、伝え続けていくだろう。
 
ツインソウルとの愛で受けた考え方を。
 
 
そして、それが愛を広げることに繋がるはずだ。
 
 
僕もそれを信じている。
 
彼のツインソウル。
 
 
ふたりでひとつの魂を共有していることの意味。
 
 
彼と話したことで、僕もツインソウルの意味を知った。
 
 
そして、僕も出会ってしまった。
 
 
僕はこれからツインソウルに出会った意味の答えを探して、
 
実践していくことになる。
 
 
その想いを持って、この記事を書いている。
 
 
彼の冥福を祈ります。
 
 
彼の名前は、大木真言。
 
奥さんの名前は、原田みき。
 
 
みきさんのブログ。