今、ちょっと夢の話をヒロとしている。
似たような話を木戸さんともしている。
一杯的にいえば、自己啓発的なこと。
僕の考えるベースは、人間関係。
良いことが起きるときには、良い人間関係がある。
悪いことが起きるときには、悪い人間関係がある。
これが僕の基本の公式。
だから、夢がかなうときには、夢がかなう人間関係がある。
たとえば、ビジネスで大成功している人がいる。
親がどうしようもない人間で、子供のころは食べることすら事欠く貧乏。
金がないことで父と母が喧嘩が絶えず・・・。
だから、中学校を卒業したときから、自分で働いて生きてきた。
学歴もコネも金もない。
だけど、一生懸命働いて、知識を蓄えて、実践して実績をつくり、
ビジネス界という世界で、ひとつひとつ階段を上ってきた。
だから、あなたたちでも、できる!
何も持っていなかった15才の私から見れば、
あなた方は、一杯持っている!
あとは、やる気だけだ!
なんて、講演があったとする。
僕は思うだよね。
「それは無理っぽいなぁ~」と。
何も持たないと言っている。
でも、一般的に言ったら、マイナスの人間関係をパリパリ持っている。
それは、成功の可能性としては、大切な要素。
「いつかみていろ!」
そういう気持ちが育っていくからね。
でも、普通のサラリーマンの家庭で育って、それなりの大学に行って、
勉強そっちのけで遊んで、大学を卒業した人には、全く持っていない人間関係。
もし、持てるとすると、悪い友人にひっかかって、借金の保証人になって、
その友人が逃げて、街金の怖いおじさんに追っかけまわされる。
家族も最初は助けようとしてくれたけど、そっちの筋の人は簡単に
こんなにおいしいカモを逃がすワケもない。
親・兄弟・親戚一同に迷惑をかけまくっても、もっと悪い方向にいくだけ。
いつまでたっても逃げ出せない。
ここまで来て、初めて成功する可能性が上がる人間関係ができた。
「俺はいったい何をやっているんだ」
そう思って、いままで逃げようとして、人に助けてもらおうとしてばかりいた自分を振り返り、
このままじゃ地獄の中でいきるしかない。
そう気がついて、本気で何かを考え始める。
「私が変わったのは、この時だったんです」
ビジネスで成功している人の講演会に行ったら、そんな話をされた。
「だから、成功したいと思うなら、友達の借金の保証人なることです」
まさか、そんなことは言わないだろうけどね。
成功者は。
でも。
夢を叶える、言い方を変えると、普通じゃない世界で生きるのは、
普通の人間関係じゃない方が可能性があがると思う。
上に行くのが無理なら、一度下に行って、そこから這い上がる。
その方が近道だというのは、正解だと思うなぁ。